中編2
  • 表示切替
  • 使い方

友人のマンション

ある日俺は後輩のAと共に、後輩Bの家を訪ねた。

後輩Bの家は7階建てのマンションで、その最上階に住んでいる。

もちろん、階段じゃ面倒なので、エレベーターを使うわけなのだが。

A「いきにり行ったら驚きますかね??」

俺「まぁね。でもいつも暇してるから、家にいれてくれんだろ」

A「たしかに!」

俺らはエレベーターのボタンん押し、エレベーターに乗り込んだ。

A「えーっと。7階ですよね」

俺「そうそう。最上階だって言ってたからね」

ウィーン…

エレベーターがゆっくりと上る

俺「マンションの最上階に住んでるって結構金持ちなのかな?」

A「あ、そうかもしれないですね」

俺らは他愛のないことを話ながら最上階に着くのを待った。

その時だった。

俺「いいなー。金持ち。うらやま…!?」

A「どうしたんですか?」

俺「え??何って、今見てなかった?」

A「なにがですか?」

俺「いやいや、今3階を通過した時、誰かが窓の向こうでこっちをスゴい見てたじゃん」

A「ええ?そんな人いませんでしたよ?」

俺「いや、たしかにガラスにへばり付いてこっち見てたんだけどな」

A「いやいや。怖いっすねー」

俺「まぁべつに良いんだけどさ」

ということで俺らはとくに気にすることもなく、Bの家に向かった。

Bは案の定、家に入れてくれた。

俺「そういえばさー。さっきエレベーターでこんなことがあって…」

B「まじっすか!あ、そういえば、よくここのエレベーターって3階で止まるんすよ」

A「うわー。怖えーなー」

俺「まじかー!面白ろいなー。ま、そんなことより飯でも食いに行こうぜ」

A「そうですね」

俺らは一旦、外へと出掛けることにした。

俺「うわー。まじかー。」

B「どうしたんすか?」

俺「エレベーターが3階で止まってるよー」

B「おお!ほんとだ。怖いっすね」

俺「まぁとりあえず下りるか」

エレベーターのボタンを押した直後、Aがとんでもないことを言いだした。

A「てか、誰か乗ってたらどうします??」

俺「おーい!怖いこと言うなよ。ボタン押しちゃったよ」

B「階段で行きます??」

俺「そうだな。むしろ3階から乗ってみようぜ」

というわけで俺らは3階に下り、ちょうどきていたエレベーターに乗り、1階へと行った。

そして車に乗り込んで発車した。

俺「なんもなかったな」

B「そうですね。怖がらせないでくださいよー。俺ここに住んでるんですから」

A「でもなんで、俺ら7階でボタン押したのに、3階にエレベーターがあったんですかね?」

……………

たしかに

あの時俺はあえて言わなかったことがある。

発車する際、なにげなくマンションの3階を見たのだが、その時、エレベーターの前で確かにこちらを見つめる男がいた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
24000
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ