短編2
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俺の彼女

「ごめん、別れて」

俺は彼女と別れることにした。

俺は大学一年。

彼女とは合コンで知り合った。

はっきりいって俺の好みではない!!

だったら彼女の友達の子のほうがタイプだ。

だが、彼女からのしつこいアプローチにとうとう折れた俺は付き合うことにしたのだ。

しかし、かなりの束縛に耐えられなかった俺は別れのメールを送った。

数分もたたないうちに返信が…。

(そのままのメール↓)

「別れるなら死ぬから」

こわっ!

馬鹿としかいいようがない!!

「真面目に別れる、お前みたいな子タイプじゃない!!」

と送った。

またすぐに返信。

「本当に死ぬからね?」

はっ?

勝手にしろよ!

携帯が鳴った。

あいつだ。

「もしもし?」

「あたし、本当に死ぬから、ここから飛び降りる」

駄目だ。

揺れるな俺。

きっと嘘だ。

だけど……。

「やめろよ」

俺のせいで死んだら嫌だ。

「じゃあ別れないで」

「俺はお前を好きになれない、元々好きじゃなかったんだ」

俺は正直にいった。

「……………………」

「○○?(彼女の名前)」

「ふふふふ、わかってたよ?別に好きじゃなくてもいいよ、だからそばにいてよ」

こいつ…。

「ごめん、無理だって」

「じゃあ死ぬよ?」

この女!!

あきらかに脅迫だ。

「あなたはずっとあたしのそばにいるの」

「わかった、わかったよ」

こう言うしかなかった。

「じゃあ今から会いに行っていい?」

「うん、いいよ」

俺は低い声でそう言った。

ピンポン。

はやっ!!

ドアを開けると俺の友達だった。

「あがるぞ~」

「ちょっ!今から彼女が…」

「こんにちわ」

来た!!

満面の笑みで立っている。

ってかはやくないか?

まさかやっぱり嘘だったのか!?

「とゆうわけでK(俺の友達)帰れ」

「…………………おい、来い!」

Kは俺を突然俺の部屋へとひっぱった。

彼女は玄関で立っている。

俺の部屋にはいり、

「お前の彼女、お祓いしてもらえ!!」

Kが真っ青な顔でそういった。

実はKには霊感がある。

「どうして?」

「彼女にやばい霊がついてる、お前を想ってる霊だ!あの世につれてかれるぞ!」

それを聞いた俺はすぐにKの紹介のお寺の人に彼女をお祓いしてもらった。

その後彼女から別れようと言われた。

怖い話投稿:ホラーテラー 修平さん  

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