短編2
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自殺者からのメッセージ

今回は自分が実際に体験した話しを投稿したいと思います。

誤字、脱字があったらすみません。

自分は大学生の時に寮に住んでいました。寮といっても体育会の寮で四人一部屋で築三十年というお世辞にも綺麗とは言えない寮でした。

四人一部屋なので、自分の空間というとベッドの狭いスペースだけでした。

そんな時たまたま部屋の先輩達が全員出掛けている日があって、一年生の僕は久々の一人部屋を満喫していました。

普段は外に出てこっそり彼女に電話していたのですが、この日ばかりはベッドに寝そべり、人目を気にせず悠々と電話をしていました。

僕「俺、今日部屋に一人なんだよね♪」

彼女「それで?」

僕「…いや、だから沢山電話出来るねってこと!」

彼女「私は眠いんだけど。」

……

等々他愛のない話しをしていました。すると…

彼女「それがさぁ…ツッヅ…ザザザザ」

俺「もしもし?」

もともと電波がよくなかったのでそのせいかと思って何回か呼びかけていました。すると

「ザザザザ……ッ…チイ…」

俺「なに?」

「ザザザザ……ゥ…シイ」

俺「牛!?食べたいの?」

「…ク・ル・シ・イ!!!」

俺「…うぅあぁぢゃぱぁあ!!*@#∫!!」

彼女と話していたのですが、ノイズと一緒に物凄い低い男の声が聞こえ走って友達の部屋に逃げ込み、情けないのですが、朝まで一緒にベッドで寝てもらいました…。

携帯を置いてきてしまったので友達から彼女に電話してもらうと、彼女は電波が悪かったからすぐ通話を切って寝たそうです。

次の日、あの部屋できっと何かあったに違いない!!

寮の管理人に問い詰めてなにがなんでも聞き出してやると思い、友達と一緒に寮の管理人のところまで行って、昨日の出来事を話すと、あっさりと

寮「あれっ?おっかしぃなぁ。首吊ってたのはお前の隣りの部屋じゃなかったかなぁ。」

………ッおい!!笑

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー サボさん  

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