短編1
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トイレ

大した話ではないのであしからず。

俺はアパートで一人暮らしをしている。

そんな俺が唯一落ち着ける場所。

それは……

トイレだ。

トイレが落ち着くと言う人は案外多いと思う。

夜中、俺は眠れなくトイレに向かった。

時刻は2時を回っていたはずだ。

トイレで携帯を弄る。

ホラテラを見ていた。

そんな時だった。

「~‥ぁ~~‥んん」

途切れ途切れ、尚且つ小さく声がした。

俺は一人暮らし。

よって声の出場所は部屋ではない。

きっと下だろう。

それで片付けたのが間違いだった。

「ハ……ん‥ハァ‥‥」

あんだ?

どうやらかなり近くで声がする。

「んん~……ハ……」

解った。

しかし、もしソコを見て誰かが此方を見ていたら?いや、んな事考えてる暇はねぇ。

俺は意を決し、換気扇を見た。

目があった。

俺は声も出さずに

トイレを出、

アパートを出、友人の家に逃げ込んだ。

その後、俺は引っ越した。

後々、大家から聞いたんだが換気扇は全ての部屋に繋がっているらしい。

だから、換気扇を使って行き来は可能らしい。

しかし、人間が通れるものか?

謎が残ったが、

俺はそのアパートから立ち去った。

部屋を出てイク時背後に視線を感じたが……

まあ気のせいだろう。

しかし、最近引っ越し先のアパートでも換気扇から変な声するんだよね。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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