短編1
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ねずみ色の世界だった

今から23年前、病院のICUで自分を自分で見た。

それは、どういった事かていうと

僕と兄は、酒を飲んだ後、兄運転の軽自動車で、アパートに帰る途中、大事故にあった 駐車中のダンプカーに激突、僕と兄は、レスキュー隊から助けだされたらしい「その後の調査の交通課、巡査部長の話しに、よると」すぐに救急搬送、僕は、両足バラバラ、心臓肝臓から出血、意識不明ベロは、噛みきり、顔は、ガラスの破片が、ビッシリ突き刺さってた

兄も、重傷だった

医者から

家族には、僕の命は、あと2.3日と言われたらしい。

僕は何日かしたあと意識が、もどった、天井に大の字に張りつき自分を自分で見てた。

もぅたまらない恐ろしい、たぶん夜中だろう、周りは薄暗い、ねずみ色の風景

僕は人工呼吸器を、つけて寝ている

隣のベッドには、年老いた、おばあさん

僕の目玉だけは動いた

これ以上見てたら、とんでもない事になってしまう。必死に目を、つぶって、いたら朝に目が、さめた

医者や看護婦や家族が、喜んでいました。横のベッドに目を、やると天井から見た、おばさんが、いました。

やっぱり、本当だったんだなぁって思った

今でも、あの、ねずみ色の感触は、不思議だなぁと、思う日々です。

たぶん天井から見た自分は、死ぬまぎわだったんでしょうか

怖い話投稿:ホラーテラー キムさん  

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