短編1
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特養の夜勤 1

私は4年前まで特別養護老人施設、通称『特養』に勤務していました。

介護施設での勤務経験がある人なら、もしかすると私と同じような経験をした事がある方も居られるかも知れません。

『特養』は常に人の生き死に直面する職場であり、昨日まで元気な人が…みたいな事が日常茶飯事に起こります。

私も沢山の人の死を見て来ました。

この話は私が夜勤帯での休憩時間中に体験したお話です。

私の勤めていた施設は2階建てで、認知症の進んだ利用者さんは2階、日常会話に支障のない利用者さんが1階で生活をしていました。

施設の構造を簡単に説明すると、建物はコの字型をしていて、北西の端には洗濯場、その直ぐ南に休憩室兼『霊安室』、北東の角にはグループ①の食堂、コの字型の南北に真っ直ぐ延びる廊下の突き当たりにはグループ②の食堂があります。

そして食堂①と食堂②の間を真っ直ぐに延びる廊下の東側に、この話の中で私が心霊体験をした居室を含めて、6つの居室が並んでいます。

前説の話はここまでで、本題の話は次回からお話します…

怖い話投稿:ホラーテラー やんやんさん  

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