中編5
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未知の化け物

あまり怖くないかもしれません。

ヒマ潰し程度にどうぞ。

俺には小学校からの悪友が2人いる。

仮にAとBとする。

Bは隣町の高校に入学したが、

俺とAは高校に受からなかったので、働くことにした。

中学までは学校でずっと一緒だったが、Bは学校で、俺はバイトで、Aは父親の会社で働くことになったので、バラバラになった。

そのせいで、3人で遊ぶ機会が減っていたある日、ようやく3人の予定が合ったので、俺の家に集まることになった。

夕方の6時頃、やっと3人が揃った。

最初は酒を飲み、日頃のムカつく出来事などを愚痴っていた。

A「てかさ、小学校の頃の怪談話覚えてる??」

Aのこのフリで、昔話になった。

俺らの小学校には一つ、都市伝説の様な怪談があった。

以下、怪談の内容。

その小学校の、体育館のステージの両脇には、地下に通じると言われている扉がある。

その扉を開けて地下に入り、5メートル程進む。

すると、鎖でガチガチに固められた扉がある。

その扉の向こうには人が閉じ込められていて、夜な夜な叫ぶという。

ステージ脇の扉を開けて入った部屋には、体育用具がおいてあり、生徒もよく入るのだが、実際にそこに1人の生徒がパイロンを取りに入ったところ、叫び声のようなモノを聞いたという。

小学校の頃はすごく怖く感じたが、今になれば確認さえしたくなる。

そこで、酒の勢いもあり、

A「絶対ウソだよな~」

B「じゃ、確認しに行くか!!」

俺「いぃねぇ~よっしゃ! 行くか!!」

てことで、見に行く事になった。

小学校までは俺の家から歩いても、そう遠くないのですぐについた。

なにせ、「どどど田舎 」と言っても過言じゃない町なので

体育館だけは鍵が開けっ放しだった。

懐かしい上に、酔っていたので

少し3人でバスケなどをして

テンションがマックスになった時、その地下に行った。

扉が実在するのは分かっていた。

しかし、鎖でガチガチだったので、開ける事はできなかった。

だが酒の勢いは恐い。

酔っ払っていたBが近くにあった椅子の足を

鎖と扉のわずかな隙間に差し込み、テコの原理で鎖を引っ張り始めた。

俺もAも手伝っていた。

30分くらいたった頃、ようやく鎖を解いた。

扉を開くとすぐに階段になっていて、さらに下があるようだった。

そこで俺らは、家から持って来た懐中電灯を一人一つずつ持ち、中に入った。

どのくらい降りただろう。

時間で言うと5分くらい降り続けた。

すると扉があった。

鍵はかかっていなかったので

中に入った。

もちろん酒の勢いだ。

入ってすぐ、俺は壁にスイッチがある事に気づき、電気をつけた。

するとそこには

ガラス張りで円柱型の

縦2m、横幅60cmくらいの容器の中に黄色い液体がびっしり入っていた。

しかしびっくりしたのはそこではない。

その中に人間のような、獣のようなものが眠るように裸で入っていた。

俺「うわっ…!」

思わず俺は声を上げた。

さすがに酔いがさめた。

Aの顔を見ると、Aも俺と同じく、酔いが覚めているみたいだった。

しかしBは…酔っていた。

Bがフラ~っとそれに近づき、信じられない事にガラスをコンコンしだしたのだ。

俺「おまっ…やめろよ!!」

A「おぃ帰ろうぜ!!」

B「どぉーせ死んでんだろ~」

その時だった。

ガラスの中の化け物の目が

カッと開いたのだ。

俺は叫びながらBを引っ張り、

Aに

俺「行こう!!」

と言い、階段を登った。

Aも

A「あぁ!!はやく行こう!!」

と後ろをついてきた。

ドアまであと少しってところまで登った時、下から

ガラスが割れて、水が流れる音がした。

俺らは焦って、さらにスピードをあげ、ドアにたどり着いた。

後ろにいたAもすぐに外に出てきた。

急いでドアを閉め、

ドアの周りにあったものを

ドアの前に、ドアを塞ぐように置き、ダッシュで体育館に出た。

しかし、ドアの前に作ったバリケードも無駄だった。

俺らが体育館のど真ん中についた時、後ろから…

バーン!!!

と音がした。

何故か3人とも足を止めた。

後ろをふり向くと、水槽にいた

化け物が四つん這いで息をきらしている。

四つん這いというより、犬のような立ち方だった。

その化け物は

細い目が光っていて、

足と、肩あたりの筋肉がものすごく発達していて、ものすごく怖かった。

化け物との距離は15mくらい。きっと逃げきる事はできない。

そう思った俺は

俺「A…俺が気を引き付けてみるから、B連れて逃げろ…俺ん家行って親父に軽く説明して呼んでこい…」

A「…わかった」

AにBを渡そうとした時、

化け物が急にダッシュして来た。

なんとか避ける事ができたが、

Bが軽くかすってしまったみたぃで、俺から離れてしまい、Aは化け物の向こう側(俺から見て)

に避けていたみたいで、

3人とも少し距離ができてしまった。

Bは今だに酔っている。

なんと、ぶつかった化け物にイラだったのか、

B「何すんだコラァァァァ!!!」

と、化け物に殴りかかろうとしました。

俺とAは離れているので、止める事ができず、ただ見ていた。

しかし、Bの攻撃が当たるより先に、化け物の腕がBにあたり、Bは2mくらい飛ばされ、壁にぶつかって動かなくなりました。

A「B!!!」

Aが近寄ろうとしますが、化け物がAの方を向き、走り出しました。

Aは

A「うわぁぁぁぁ!!!」

と叫びながらステージの方へ逃げます。

Aはステージに登り、化け物はステージに上がる壁にぶつかった。

しかし、Aの方を向き直り、追いかけようとした。

Aはまた逃げ回った。

俺は、Aを助けるために

体育館の隅っこにある掃除用具箱の中からモップとほうきをとり、

Aと化け物の方へ走りました。

Aも化け物も動き回っていて、とても攻撃できない。

なので、

俺「A!!!またステージに登れ!!!」

とAに言った。

続く…

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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