再生が終わり沈黙が流れる
動けないでいると、突然俺は殴り飛ばされた。俺を殴ったのはAだ
横を見るとBとCが殴りあいを始めている
俺は直感的に理解した。Aは俺を殺す気だ。殺られる前に殺らないと
俺は近くにあった椅子をAに投げつける。怯んだAを殴り倒すと、馬乗りになり顔面を何度も殴り付ける何度も何度も何度も何度も何度も何度も
Aが動かなくなった。BもCを殺ったようだ
俺は壁に掛けてあった模擬刀を取ると、力一杯Bの心臓に突き立てた
模擬刀でも人を殺せるんだな。一つ勉強になった
気が付くと俺は道を歩いていた
朝日が眩しい
どこだここは?
しばらく行くと前から親子が歩いてきた。母親は俺を見ると子供の手をひいて逃げ出した
なんて失礼な女だ
俺は母親を捕まえ首の骨を折った。泣き叫ぶガキがうるさいから、大きめの石を掴むと、ガキの頭を叩き割った
俺はなにをしている?……この女美味そうだな。いや人間って喰えたか?……そうだ確か脳味噌が美味い。ガキの方はダメだな頭叩き割っちまった。母親の方は持っていくか。どこに持っていくんだ?俺はどこに向かっている?……思い出した。俺は狂った奴等を皆殺しにするんだった
ちょっと整理しよう。俺はAを殺して、Bも殺した。あいつら狂っちまったからしょうがない
で、今親子を殺した。ガキはうるさいし、母親は失礼な奴だった(今は俺の食料だ)うん殺しても問題ない
よしここまで大丈夫
良かった俺は狂ってない
とりあえずどうするか……この女を保存しないと腐っちまうな
まぁいいか。今は腹も減ってないし、町に行けばいくらでも食料はある
そうだな、人の多いところに行こう
片っ端から殺して喰っちまえばいい
さぁ忙しくなるぞ
考えがまとまり、俺は道を歩き始める
大丈夫
俺は狂ってない
怖い話投稿:ホラーテラー Mさん
作者怖話