短編1
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白い集団

俺の親父は多少霊感があるようでそうゆう類の物を良く見るという

小さい頃怖い話が好きで良く体験談を聞いていたその中の1つを

今から話そう…

この話は親父がまだ20代の頃のお盆の日の話である

親父は会社の寮に住んで居て

会社の同僚達はみんな実家に帰って居たそうな

親父は実家に帰るにも喧嘩して家を出て行ったので帰れないのでお盆は1人で過ごす事になった…

親父は暇を持て余していたので

散歩がてら近くの海の防波堤で

昼寝をしていたそうな

そしてウトウトしていてちょっと目を開けた時

親父は全身から冷や汗が出たらしい

親父が見たのは…

海から白い着物を着た集団が列になってゾロゾロ岸に上がって来ていたのだ…

その集団は老若男女問わず子供から老人まで居たと言うのだ

そして起きあがって見ると

集団は見えないらしい

そしてまた寝転んで見ると集団は見えるというのだ…

ちなみにこの後親父は忙いで逃げたらしいので話はここまでなのだが

親父が言うにはお盆だったから死人が海から帰って来てたのかなっと言っていた のを今も鮮明に覚えている…

昔からうちの家ではお盆に海に近づいたらダメだと教えられている…

多分親父のこのせいだろう…

ではまた!

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名●さん  

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