マンションの2階以上の部屋に住んでいると(まさかここから入るやつはいないだろう)と安心して、バルコニーの窓を開けたまま寝ていたり、外出したりする人が時々います。
僕の親戚のお姉さんは、マンション8階に住んでいて油断したせいか、バルコニーを開けたまま寝ていたら、バルコニーの仕切り板が突然破られ、隣室の男性が押し入って来たトラブルに見舞われました。
警棒みたいなもので何度も殴られて、全治2週間怪我を負いましたが、同居していた両親が駆けつけてきて取り押さえ、最悪の事態は避けられたそうです。
男性は、失職したことでノイローゼとなり、突然奇声を発したり、エレベータで壁に頭を叩きつけたと、最近おかしくなっていたそうです。
20階や30階の高層マンションでも、住人に紛れて玄関から入り込んだ人が部屋に押し入った事件とか聞いたことがあります。
まして1階に住んでいると、雨戸やシャッター程度を締め切っていても、外から全力で突進してきたらすぐ破られるでしょうね。
考えてみると、人生捨てた人が捨て身で攻め込んで来たら、日本住宅の防備なんかたかが知れているのかもしれません。
暑いけどエアコン付けるのも何だからと、警備システム解除して窓開けっ放しにする気持ちはわかりますが…
ほら、バルコニー見ると誰か立ってませんか?
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話