短編1
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於ふう様

「楽に死なせぬぞえ!」乱暴に襖が開けられ、於ふうは老女に捕まえられ、豪華な打ち掛けを剥ぎ取られた。

付き従う武田方の侍女達は老女の指示も待たずに、於ふうの一重までも剥ぎ取り死に装束にあらためさせた。

於ふうの命は風前の灯火であった。

奥平氏が織田方についたからには、残された道は死しかない。

最愛の夫に裏切られ、家臣達にも見捨てられた憐れな少女に待っていたのは身の毛もよだつ責め苦であった。

武田の領民達の罵詈雑言の中、六またの張り付け台に震えおののく於ふうがいた。

腰巻きを取られ素っ裸に白い一重姿は奥平氏に見初められ地方武士の娘から一躍正室となった於ふうの美しさをより引き立てるものであった。

処刑人達も六またに張り付けられた於ふうの股の奥が覗くのを好色な目で見ていた。

合図と共に処刑人達は於ふうの肛門に槍の様なものを突き立てた。

「ぃぎやぁあぁぁぁぁぁ」槍の様なものの先は少しでも長く責め苦を味あわせるため、かなり丸くなっていた。

その太さは到底人の肛門の可能な大きさを超えて、彼女の声も最早人のものとはいえないものとなり、さっきまで囃し立てていた見物人も目を覆うもの耳を覆うもの吐き出すもの倒れるものと地獄絵図となった。

ゆっくりゆっくり肛門から内臓を貫く。

漸く喉の辺りまできたかという時、獣の様な絶叫と共に息絶えた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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