短編1
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電車

本当かどうかはわかりませんが、どこかでこの話をききました。

仕事帰りに、いつも電車を乗って帰るAさんがいました。彼は普通のサラリーマン。パッと見てどこにでもいそうな人でした。何気ない毎日を過ごしていて、不自由ない生活をおくっていました。

ある日の事で、Aさんはいつもより帰りが遅くなり、いつもより1本遅い電車に乗りました。この時間の電車ゎサラリーマンや学生らが帰る人が多い時間でした。そこでAさんはたまたま空いてた優先席に座りました。だいたいの優先席は2~4人座れるかと思います。

電車に揺られ、Aさんがいつも降りる駅の1つ前の駅で何人かが降りて行きました。

Aさんの横が空きその横には少し年配の方が座っていました。そして電車は出発しました。Aさんは次の駅降りる準備をしだしました。反対側の窓を見ると外は暗いので鏡のようになりますよね?Aさんは鏡を利用して身なりを整えました。

その時でした。

優先席にはAさんと年配の方しか座ってないはずですが…

窓を見ると、間におばあちゃんが座っていました。

Aさんは一瞬、背中に氷が入ったように一気に寒気がし鳥肌がたち、震えがとまりませんでした。

振り返ってみたが、おばあちゃんの姿はなく、窓を見てもおばあちゃんはいませんでした。

きっとそのおばあちゃんは人身事故によりなくなっったんじゃないかと思われます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名 石畳さん  

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