短編1
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恋情

真夜中ふと目が覚めた…

自分しかいない部屋なのだが変な雰囲気が漂っていた

ヤバイ!今、目を開けたらマズイ…本能的に危険を感じる

不思議なもので、恐る恐る薄目を開けて部屋の様子をうかがってしまう自分がいた

窓からの月明かりが妙に眩しく射している

何もない…気のせいか…

ぉ・ぉ・おーーーっ!!

窓の外から彼女がこちらを向いて立っている

いつ来たのか?なにしてるの?」

「……。」

彼女は黙ってこちらを見つめているだけ…夜中に勘弁してくれよ!何してるの?

「……」

どうも様子がおかしい…何かあったのだろうか?

眠い目を擦りながらベランダの彼女のほうにいこうとした

彼女が一言:「今夜は七夕よ…」

いくら七夕だって、突然夜中にベランダにいるなんてよ……

――ぽつん――

ベランダへ出たと思ったら俺は暗闇の中に一人座っていた

あれ?今ベランダに……?真っ暗闇で何も見えない!何も聞こえない…。

彼女は?ここは?俺は?

「七夕だね…」

遠くから彼女の声が小さく聞こえるが何が起こっているのか全くわからない

「今年も短冊にお願い書いておいたからね」

一方的に彼女の声だけが聞こえてくる……俺は部屋で寝ていたはずだけど……

「来年も七夕に来るね」

俺は……………。

怖い話投稿:ホラーテラー アキラさん  

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