短編2
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友人との肝試し

去年の今頃。

友人2人(A、B)と何かと噂のあるトンネルに行った。

A「なんでお前らって心霊スポット好きなん?マジありえんわ…」

B「おまwビビりすぎwでも嫌とは言わへんやん♪そこがお前のいいとこやん♪」

俺「そうそうwそれに車出せんのAだけやん。来てもらわな困るよw」

A「つか、これオヤジの車やし…。汚したりしたら怒鳴られるん俺やからな…(この時点でもぅ半泣きw)」

B「半泣きやんwでも今から行くとこ、オ・バ・ケ。でるって噂やぞw今半泣きやったらオバケ出てきたら昇天するんちゃうんw」

俺「昇天てwなんかやらしいw」

A「するかアホ!オヤジの方が怖いっちゅうねん!オバケなんかに逝かされるか!」

なんて話をしてるうちに目的地前に。

B「さぁ通り抜けどぅしよ?

walk!or…drive!」

A「ぜっっったい!車!」

俺「ほな車やな。A!突撃じゃ~!」

A「……りょーかい」

B「おいおぃ…ビビりすぎて声が小さいぞ…そんなんじゃオバケにナメられるぞ」

俺「ホンマやで…「俺が成仏させたら~!!」ってな勢いで行かんと…A!やり直し!」

A「お…俺がぁ成仏ぅさせたらぁ~」

俺「情けな!」

B「ま、ええわwそういや何も出てこんなぁ…もうすぐ出口やないか。」

A「ホンマや!よかった~。」

ばん!!!!!

三人「…っ!」

A「…なんかひいた?」

B「俺見てへんしわからん…。」

俺「…A!車出せ!」

A「なん…」

俺「いいから早よだせ!!見られてるぞ!!」

B「うわっ!」

車の左右の窓ガラス。目から上しか見えないが、5、6体の人間だった物が車内を睨んでいた

A「うわあああぁあぁあああ!」

B「出口もうすぐ!早く!」

トンネルをでて、すぐ近くのコンビニの駐車場へ。

少し落ち着いたところで、

B「あれはあかん…」

A「チビった…」

俺「トイレ借りて来い…」

と、Aはコンビニへ行こうとドアを開け、外に出た時…

A「うっ…」

B「どした?」

車体には、おびただしい数の

髪の毛が。

すぐにAの家に行きオヤジさんと神社へ行きました。

もちろんAはオヤジに怒られ…

なく、「お前になんもなくてよかった」と泣いていました。

これが去年体験した話です。

読んでいただきありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー マルメンさん  

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