短編2
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ん?

ある子が夢を見た

その子は椅子に座っている

椅子の前には大きなテーブル、そこには美味しそうな食べ物がビッシリと隙間無く並んでいる

その子は一斉に口の中にほうばった、口の中はまるで食の遊園地のように様々な食べ物が入り乱れている、その子は食べつずけている、休むことも無くただ食べている

その子はふと思う「何故こんなにも必死に食べているのにお腹がいっぱいにならない?」「何故料理が減らない?」テーブルの食べ物を見てみても減ってる様子が無いそれに「この食べ物なんだ?」気が付くとそのこが食べていた物はみた事がない物ばかり、その子は考えた、食べた料理の味を思い出すため・・・・・・・・・・・

一向に思い出せない、まるで今まで何も食べていないかのように、でも食べていたという記憶は絶対にある、でわ何故?何故?何故?何故????

考えれば考えるほど何を食べていていたか思い出せなくなる、それもそうかも知れない知らない食べ物なのだからでもその子は母の手料理を食べているかの様な錯覚にもおちいった・・・・・・・・

気が付くとベットの上、汗が洪水の様に流れ出していた後があるそこでその子は思った「あぁ、あれは夢だったと・・・。」

その子は歳をとり夢のことを完全に忘れ去っていた晩また同じ様な夢を見たその瞬間あの夢を見た日がまるで走馬灯のように脳裏を駆け巡る、椅子・テーブル・美味しそうな食べ物、全てが一緒に思えた、

「でも何かが違う、」と

彼は思う、、、何が?何が?冷静に考えて食材に目を凝らして良く見てみた、分からない・・・料理を一口・・・分からない子供の頃とまったく同じに思えたでもその味がどういういものか、それも分からない・・・また良く見てみる、

ジーーーーーーーーーッと・・・

気が付くと目が覚めていた、怖かったが会社もあるし夢を見たせいで寝間着がビッショリ、これでは流石に出勤できない、シャワーを浴びようと服を脱ぎふと鏡の中の自分を見てみた、

「ん?」

口に何か付いている・・

「何だ?」

手で取る、まだある、手で取る、まだある、手で取る、まだいる・・・・・ん?

ウジウジウジウジウジウジウジウジウジ・・・・

「うわぁあ!」

男は尻餅をついた・・・

口の周りにはちっちゃ~い虫が所々から顔を出している・・・

彼は混乱しながら何故こうなったかをよく考えた

・・・・・・・・・・

「あの夢?」

子供の頃見た夢と先程見た夢・・・

「!?」男はきずいたあの夢で何を食べていたのかを・・・

食べたことの無い食材

・・・・・・・・・・・

「そりゃそうだ・・・」

男はあまりにも冷静に言葉を発した・・・。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名キキさん  

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