中編4
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まじすか…(改)

読んで下さった方のご指摘により、ほんの少し改良致しました。

多少長々と書いてありますが、暇なときにでもゆっくりと読んで頂けると助かります。

では、本題

題名『まじすか・・』

あの日は、いつもと変わらない一日で終わるはずだった。

俺は現在大学生。

中学まで住んでいた所の草野球仲間と集まることが日課だった。

今は中学まで住んでいた所から車で20分くらいの場所に住んでいる。

あの日もいつもと変わらず、19時〜21時まで草野球をして、いつものファミレスで夕飯を食べていた。

まだ席が分煙だったので、夜中の2時くらいまでタバコを吸いながらたわいもない話をしていました。

そろそろ家に帰ろうか

じゃあ、帰ろうか

そう言って席を立った

俺は友人に送ってもらうことになり、

友人の車に乗り込んだ。

他の友人はみんな原付き

俺の家の方向とは逆だったので

ファミレスで他の友人とは別れた。

そして、車は走り出す

いつもと変わらない帰り道。

おれは助手席で運転している友人と話ながらの帰り道だった。

俺『いや〜、いつも送ってくれてありがとね!』

友人『お前の家遠いから仕方ないよ』

俺『まぢ助かります!今度キャスターマイルド買っとくんで!!』

とか、話ながらいつもの帰り道を右折した瞬間

道路の左側、

つまりおれが座っている助手席側の方に

いかにも怖い話に出てきそうな女の人がいた。

その女の人は白いワンピースを着ていて

髪の毛は肩くらいまでの長さでボサボサ

女の人が着ているワンピースはとても綺麗とは言えず

なんてゆーか、しわしわでかぴかぴのワンピースだった。

女の人はこちら側を向いて自転車にまたがっている。

ただ、その女の人の肌というのか皮膚と言ったらいいのか…

やけに黒い

黒いとは言っても日焼けとかの黒さじゃない。

例えるならばテカテカしている炭みたいな色。

その女の人を見た瞬間

俺は言葉を失った。

車を運転している友人も女の人が見えていたんだろう

友人も急に口を閉ざした。

どんどん女の人との距離が近付いていく

その女の人の横を通り過ぎるときの俺達は

なんともいえない雰囲気だった。

まるで、

見つかったら殺される…

息もできない

呼吸一つの音でさえも

女の人にバレてしまいそう

そんな感じの異様な雰囲気だった。

女の人とすれ違うとき

反射的に俺達は息を止めていた

女の人なんて見えてませんって感じで通り過ぎた。

心臓がドキドキしていた

俺『はぁ〜…(タメ息)』

友人『あ…あれはダメだろ…』

俺『俺ついに幽霊見えちゃったかと思ったよ…』

友人『おれもだよ。こんな時間だから変な奴もいるべ…』

俺『そうだよな…』

(俺は、なんだったんだよあの女の人…って思いながら車の後ろの方を見た)

後ろの方を見るとき

なんか嫌な感じがした…

まさか車の後部席に座っているなんてベタな話ないよなって思いながら見てみた。

あの女の人は乗っていなかった。

俺は心の中で

(良かった…)

そう思ったときだった

俺達の車の30Mくらい後ろに

尋常じゃないスピードで自転車をこいで追い掛けてくるあの女の人がいた。

しかも、ちゃんと歩道側を走っている。

俺『まじすか…』

その言葉を聞いていた友人は

バックミラーで見えたのか知らないが、アクセルをベタ踏み

しかし、こんなタイミングで信号が赤。

友人は戸惑っている…

俺『いやいや!!車の通り少ないから行けるべ!!つーか頼むから行ってくれ!!』

友人は一回減速をしたが

再びアクセルを踏み込んだ…

だけど女の人は追いついていた

俺の左斜め後ろにいる…

女の人の手がすり抜けて車の中に入ってきている

女の人が妙にハイテンションで

女の人『蟻が車の中に入ってるよー!!』

とか意味がわからないことを口走っていた。

だけど

どんどん女の人の手が俺の左肩に近付いてくる…

俺(勘弁してくれ…)

すると、

ガシッ…

ついに左肩を掴まれた

俺は目をつむって祈った

俺(助けてくれ…助けてくれ…頼む!!)

……??

願いが届いた…?

女の人の手が左肩から離れた

思わず目を開いた。

俺は車の外を確認したが女の人は居なかった。

車はまだ走っている…

友人は大丈夫かとな思い

友人の方を見た

友人は必死の形相で運転している

俺(…そりゃそうだよな)

友人『お、おい…もう居なくなったか?』

俺『う、うん…車の外見てみたけどあの女の人いなくなったっぽい』

友人『ふぅ…わかった』

そう言ってハザードを出して車を路肩に止めた。

友人『まじでヤバかったな…』

俺『俺、左肩つかまれたときまじでちびりそうになった…』

友人『とりあえず…ちょっと外出て一服しようぜ』

俺『そうだな』

そんで車から出ようと

友人がサイドブレーキを引いた瞬間

ガシッ!!

掴まれた…

後部席から炭のような色をした腕が伸びている。

俺の心臓あたりを掴んでいる

女の人『ふふっ…んふふっ…』

女の人『…まずはお前の心臓』

俺『…』

普通ならばここで

『うわぁぁぁぁあ!!』

とか叫ぶのだろうが

恐怖心から俺は何も言えず…

そして息もできないほど苦しかった…

俺はそのまま気を失ったらしい

気が付いたら友人と共に車で気絶していた。

友人を起こし俺は家へ歩いて帰宅し友人とはそこで別れた。

掴まれたあたりは黒ずんでいた…まるであの女の人の肌の色のように。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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