短編1
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女友達

高校二年の夏。

「ねぇ、夏休みに一緒にご飯食べに行こう?」

同い年の女友達がご飯に誘って来た。

僕は快くオッケーした。

当日。

僕は友達と遊ぶのが久しぶりだったから、何をきてくか迷った。

そして、時間的にやばかったから適当な服を来て家を出た。

「もう!遅いよ!早く行こう。」

待ち合わせ時間に遅れた僕は、少し女友達に怒られつつ目的地に向かった。

「着いたよ。」

女友達が指を指した先には白い綺麗な建物が建っていた。中にはいると、二人の女性がいた。何となく僕は分かってしまった。

宗教勧誘だ…

しかも、この宗教…

これで二回目。

前も違う人に誘われたな。

「祈れば100%願いが叶うよ!入ろう。入らなければ後悔するし、入会費も500円だけだから!」

お決まり文句もほどほどに、女友達が口を開いた。

「私、〇〇(僕)のこと好きなの。好きだからずっと祈ったの。付き合えないなら…」

「あ、俺お前とは付き合えないわ〜、ごめんね。」

僕は断った、怖いし。

そしたら女は言った。

「じゃあ、あんたが死ぬようにずっと祈っとく!100%願いを叶えてくれるんだもん!あんたは死ぬよ!」

女友達は真顔でそう言った。

それからしばらく経って、その女友達には彼氏ができたらしい。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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