短編1
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抱っこ

文才が皆無ですが良ければお付き合い下さい。

毎日体調が悪く、伏せてばかりの日々を送っていたある日。夢を見た。

私が歩いていると、目の前に15年前に亡くなった祖母がいた

お婆ちゃん子だった私は嬉しくて駆け寄ったら、祖母は怒ったような顔をした。

そして この子を抱っこしなさいと言って、両手で大事そうに抱えた布団を見せた。

中を覗いてみると、体は赤ちゃんなのに、顔はしわくちゃで腫れていて目の位置も変わっていた。

私はえ?いや、え?と躊躇った時、赤ちゃんが泣き出した。

その時、何故か思わず抱き上げてあやしてみたら

笑った。幸せそうに笑った。

とっても可愛いと思った。

そして凄く凄く温かかった。

…目を覚ましたらもう朝で目をこすりながら冷蔵庫にお茶を取りに行く途中、カレンダーが目に入った。

愕然とした。

6ヶ月前に流産した子の出産予定日だった。

気づいた途端 泣いた。

ごめんね、ごめんね。でも会いに来てくれたんだね。

ママに抱っこしてもらいたかったんだね。

ママも抱っこ出来て良かった。有難う。

今 気づいた。

笑った顔がママそっくりだったよ。

怖い話投稿:ホラーテラー そらさん  

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