短編1
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同窓会2

手紙を見たら『君は僕を助けてくれた事があったよね。ありがとう。』とだけ書いてあったらしい。

そう言えばイジメの現場を見た時に何回か止めた事があったなと思い出して、自分にとっては今まで忘れてた様な事を彼は覚えてて感謝してくれたなんてと嬉しかった。

それからしばらく経って偶然、同窓会に出たクラスメートに逢って。じゃあ酒でも飲もうと居酒屋に入った。そしたら相手が急に真面目な顔をして『そう言えばお前、A達の話し知ってるか?』と聞いてきた。Aというのは高校時代にイジメの首謀者だった奴。友達はあまり交流はないから知らないと答えた。すると相手は話し始めた。

『同窓会の時に紙袋渡されただろ?あの中に手紙が入ってて俺のは普通に逢えてよかった。だけだったけどさ。Aの手紙は凄かったらしいぜ。あの時はああされた、この時はこうされたとかレポート用紙10枚分位の恨み、つらみが書いてあったらしくて。しかもAの奥さんと子供の事も書いてあってさ。最後にいつかお前にされた事を何倍にもしてお前の家族に返してやるから。って。Aの奴、マジでビビってさ。あいつに(幹事)に連絡したけど。連絡付かないんだって。』

次で最後にです。

怖い話投稿:ホラーテラー ハルシオンさん  

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