短編2
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心霊スポットは駄目

私は15歳に体験した洒落にならない話です。

「暇だね」が口癖の私達

集まるはいいけど田舎だしする事がない

当時の彼氏と友達のA男・B男の4人は毎日のように集まる

私は中学生で学校も行かず、他の男は成人だけど仕事をしてないどうしようもない者同士

誰が言い出したか覚えてないけど、暇すぎて何しようか毎日考える中誰かの提案で私達は心霊スポットに初めて行き、ハマり、毎日のように色々な心霊スポットに行った

毎回写真を撮ったりもしたが、まぁ写らない。

実際幽霊を見たことも無ければ、心霊写真が撮れた事もないので恐怖心は無く、心霊スポットに着いても写真撮ってワイワイくだらない話してうろうろして帰って何かする、って流れだった

でもある所に行った時は違った

山の中にポツンとある公衆電話がそこらでは有名な心霊スポットらしく

「本当にヤバい」と聞いたのでみんなで早速行ってみた

行きの車の中、耳鳴りがするのと具合が悪くなってしまい途中自動販売機とちょっとした休憩所?みたいのがあったので休憩した

私「ごめんね…」

彼「無理しなくていいからな?帰るか?」

私「多分山道に酔っただけだから大丈夫だよ!」

と少し無理をした

せっかくここまで来て帰るのはみんなに申し訳ない

少し休憩してから向かった

休憩所からすぐ着いた

私達は初めて息を飲んだ

明らかにおかしい場所に公衆電話

真っ暗の山の中、公衆電話の光がまた不気味だった。普通こんな所にあるか?

周りはただただ木があるだけ…

最初はヤバいと思ったのか息を飲んだが、私以外の3人はテンションが上がりまくった

A男「おい、やべーよ!すっげえこぇぇぇww」

B男「これはヤバいなww中に入って写真撮ろうぜ!」

私「私パス…撮るから入っていいよ」

A男「これだからへたれちゃんなんだよ~」

私「うるさいな!入るよ!」

A男、B男、彼氏、私の順番で私の携帯で写メを撮った

みんなおちゃらけてて変なポーズを決めたりして爆笑してた

私「撮ったら帰ろ?」

A男「わーかったから早く入れよ~怖くて入れないかww」

B男「まぁ~15歳だしなぁ~w」

彼氏「15歳だからこそ…おっと」

みんな爆笑していた

私も笑った

でも何かいつもと違う感じで怖くて怖くてしょうがなく、笑ってごまかした。

耳鳴りも酷くなってきて真夏なのに寒い

「ここにいちゃだめだ」と思った

続きます

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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