短編2
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イジメ

8年前の高校時代の話です。

その高校には小学校からの長い付き合いの友人のTちゃんもいました。

なので不安な気持ちはなく、これから楽しい学校生活が始まるんだろうなぁ、などと思っていました。

……それは大きな間違えでした。

私とTちゃんは同じクラスでした。

私たちはどんなことも話せる親友同士でした。

スキだった男の子の話もよくしました。

しかしその時の私たちがスキになった相手は同じ男の子Sでした。

『じゃあ早いもの勝だねッ!』

と、その時はお互い笑いあっていました。

一学期が終わる頃、私はS君に告白されました。

その時はあまりのことにTちゃんのことも忘れていました。

Sと私は付き合うことになりました。

Tちゃんには友達関係のこともあったし、黙っていました。

ある日から私はイジメの対象になってしまいました。

Tちゃんにも相談しました。Tちゃんは真剣に話を聞いてくれ、つくづく親友で良かったと思いました。

でもイジメは日に日にエスカレートしてゆき、私は数日休むことにしました。

そしてある日コンビニの帰り道、突然前に黒いレインコートの男とも女とも分からない人が私の前にあらわれました。

その人は突然ナイフを取り出し私に襲い掛かってきました。

私は必死に逃げましたが、こけてしまいもうダメだと思いました。

肩を刺されました。その時その人が初めてしゃべりました。

『ユルサナイ、ナンデアンタナノ…』

声で女だと分かりました。その時偶然通りかかったおじさんに助けられました。

ナイフの女は走り去り、見えなくなりました。

あとで病院に行き、警察に調書をとられ、ショックで部屋に引きこもっていました。

久しぶりに学校へ行くと、Tちゃんが走りよってきてくれました。

やはり心配してくれれいるんだなぁ、と少しうれしくなりました。

『肩大丈夫!?S君心配してたよ?』

え…………?

何で肩怪我してるの知ってんの?

肩は見えてないじゃん…アレ、ていうか何で襲われたこと知ってるの?

まだ学校の人には言ってないよ…

S君が心配する分けないじゃん…

『Aをこんなめにあわせるなんて、あたし犯人ユルサナイ…』

その言葉には聞き覚えがありました…。

後にわかったことですが、イジメの犯人はTちゃんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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だよな〜

女の嫉妬は怖いねー(−_−;)