短編2
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岡島さん

幽霊の類いは出てきません。

お暇な方だけどうぞ。

私が高校生の時同級生に岡島さん(仮名)とゆう女の子がいました。

少しおとなし目の子だけど、何人かの仲の良い友人もいた変な言い方かも知れないけど、ごく普通の同級生。

3年になり彼女と同じクラスになったんだけど、その頃から岡島さんはちょこちょこ学校を休むようになってました。

「最近岡島さんどうしたんやろね」

そんなに深く付き合いのなかった私達は言葉で心配こそすれ、それ以上の事はせず日々を過ごしていました。

それまで続けて休む事のなかった岡島さんが3~4日ほど学校を休んだ朝、私の友達の一人が

「昨日の夜中な、岡島さんうちに来てん」

どうゆう事なのか分からない私にこう続けます。

「それがな、夜中の3時頃やねん。何回もチャイム鳴らすし玄関ドンドン叩くからお父さんとお母さん出てんけど、岡島さんやって…めっちゃ怒ってんの。なんか知らんけど。ほんでしばらくしたら帰ってった。でもその後別んとこ行ってたんやて」

岡島さんは合計3人のうちに行ったらしく、その訪問の際同じ事を繰り返していたそうで…。

すると、その日の2時間目の途中に岡島さんが登校してきました。

夏だとゆうのに学校指定のロングコートをきっちり着込んで。

教室ほぼ中央にあった自分の席に真横を向いて座った彼女は、何かぶつぶつ言いながら周りを睨み回していました。

教室がざわめく中、再三の先生の注意も彼女は無視し続け決してコートを脱ごうとはしません。

しばらくその状態が続いた時私の後ろの席の子が

「く、首!」

見ると、岡島さんの首から耳の後ろにかけて赤紫の紐のあざが…。

鳥肌がたちました。

岡島さんの奇行より何より、こんな間近にリアルに死のうとした人間がいることに。

その後岡島さんは学校に来る事なく卒業を迎えました。

彼女が元気でいるのを祈るばかりです。

怖い話投稿:ホラーテラー しーちゃんママさん  

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