中編3
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机の下

御盆前のある日の出来事です。

入社してまだ4ヶ月、研修期間も終わり一人で仕事を任せて貰えるようになった時の話です。

御盆の連休前に片付けて終わない仕事が沢山あったのでその日は、上司の許可を取って一人残業を遅くまでしてました。

机に向かいパソコンでカタカタと書類をせっせっと作ってました。

過去の資料などを見てメモとか取ったりしてたので机の上は相当散らかってました。

結構集中してやってたんですがガチャッっと物が落ちる音したのでキョロキョロするとペンを机の下に落としてたので拾いました。

そして早く終わらせようと机に向かうとまた数分してガチャッと音がしたのでため息を吐いてまたかと思い下を見るとまたペンが落ちてたのでペンを拾いました。

机が散らかってるせいだと思ったのですが片付ける余裕も無くペンを落ちない位置に置き時計を見ると0時近くになってたので「ウワッ!」っと思い急ぐ気持ちでまた仕事を初めました。

そして数分してまたガチャッと音がしたので「もぅ」っと思って下を見るとペンがありません。

どっかに転がったかなと思い机の下を見ると机の右の大きい引き出しの下の隙間に落ちてるのが見えたので椅子から降りて下を覗く体制で落ちたペンに目を向けると…。

ペンの向こうの暗がりに何か……見えました。

ドキッっとして「へっ!?」って思い良く見ると…。

「目」でした。

目と認識した瞬間俺は、息が詰まったような叫び声をあげその目と目が合い何故か動けなくなっりました。

頭は、混乱しヤバイヤバイどうしようと考えてる時も目は逸らせず見つめあったまんま…。

その目は、濁った白眼が目立ち黒目には生気を感じられませんでした。

良く見ると顔までうっすらと見えてきて髪はかなり短髪で肌は青白く口は、半開きにしてるように見え男の人でした。

脂汗をかいて身体は、動揺してるせいか全身が心臓のように震えているような感覚でした。

怖いし金縛りのように動けないどうして良いかわかりませんでした。

見つめあったままどのくらいの時間が過ぎたかわかりませんが突然その均衡が破れました。

どこから伸びて来てるかわかりませんでしたが青白い両腕が男前に伸びてきたかと思うとジリジリと匍匐前進してきました。

机の下は、頭など入るスペースは無いのに頭が机に突き抜ける感じでジリジリと進んできました。

その男の「ハァワァハァワァ」という息遣いが聞こえ顔の目の前に来た瞬間に気を失ってしまいました。

頭に痛みを感じ目を醒ますと朝で上司から頭を叩かれてました。

起こされて頭ごなしに何でここで寝てるんだとか仕事は、どうした?!などと怒鳴らました。

幽霊を見て気絶してきました。なんて言っても信じてくれないだろうからただただ平謝りしました。

夢だったかもと思いましたが机の下を見ると…

まだペンが転がってました。

終わり

因みにその会社は気持ちが悪いので辞めてしまいました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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