中編3
  • 表示切替
  • 使い方

近づく人形

初めて投稿します。

携帯からなので読みづらいかもしれませんが。

記憶にあるのは私が小学1〜5年のころ(約20年前)寝起きしていた部屋でのことです。

和室10畳ほどの空間を襖で半分に、両親、兄貴と私で分けられていました。

寝室は2階ということもあり、子供の安全の為という理由で窓には柵が取り付けられていました。

夏にエアコンをつけない夜などは、窓を開けアルミ製の柵に肌を冷やしてもらいながら寝ていました。

この小学生時代はよくいろいろな夢を見た時期でもあり、

寝るのが大好きで家族の誰よりも早く寝、誰よりも遅くベッドから降りるくらいのものでした。

今回はその夢の中の話しを一つ…

寝室には人形がいくつもありました。

それも日本人形、フランス?人形、ビッグピエロ、ミニピエロ、倒す角度で目が開閉する赤ちゃん人形等など…

今でもよくわかりませんが母は人形が好きだったようです。

そんな話しは聞いたこともありませんでしたが、きっとそうなんでしょう。

その人形たちのなかでも私のベッドの足元にあったのはビッグピエロ。

当時大柄なほうだった自分と同じくらいの身長だったので約160cm

赤と黒の衣装に涙目の、耳元まで裂けているような口元と、白人の子供を思い出させるようなナチュラルゴールデンパーマ。

ちょうど首を吊っている状態で常に私を見下ろしていました。

もちろん暗闇の中では人形の顔は見えないはずですが

…見られているような…

ある寒い日、珍しく寝付けなくてひたすら黒い天井を見続けていたら

ブチ ドサ

と紐が切れ運動靴入りの袋が地面に落ちたかのような音がしました。

何の気なしに足元をみたら壁に掛かってるはずのピエロが居なくなっていて

吊っていたはずの紐は固定してあるはずの画鋲から消えており

そこで違和感に気づき体を起こそうとするも顔以外は動かず声もでない。

だけど何故か足元がチクチクする

しばらくすると足元は何も感じず、今度はひざあたりがチクチクしてきた。

…30分くらい経っただろうか

今はヘソの上辺りが痒くなってきた

相変わらず体は動かないが慣れてきたようで「これ夢かな」「リアルだなぁ」なんて考えてた

でも胸の辺りが痛くなってきたあたりから布団の中に変なものがあるのがわかった。

なにか『白いもさもさしたもの』

それが布団と胸の境目に少しはみでていた

あれ?

あれ?

ゆっくりはい出てきた『それ』はピエロだった

もさもさが鼻に触れるくらい近くになると、うっすら開かれた光る三日月が二ツ

黒く丸く膨らんだ鼻

大きく裂けた口が…赤い?

とそこで叫んで起きたらしく父が目の前にいた

父は「どこが痛いんだっ!!?」

私「へっ??」

おもむろにパジャマの上を脱がされてみたものはヘソから喉にかけて赤く小さいニキビが帯状に…

見た瞬間痛すぎて痙攣しました。

呼吸するのもつらく、朝方救急車で運ばれ入院するはめになりました。

それ以来ドナ○ドを見ると気持ち悪くなってしまうばかりか嘔吐までするしまつ…orz

怖い話投稿:ホラーテラー もっさんさん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
19800
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ