短編2
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家にいた男

これは、ある男の人が体験した話・・・。

彼は小学校の教師をしていました。

ある年、彼は新しい学校に移動しました。その学校から彼の家は遠く、通うのが大変いうことでその学校にあった、職員住宅で暮らすことにしたそうです。その家の周りには砂利があり、お客がきたらわかりやすく、その先生はこの家が気に入ったそうです。

引っ越して一日目の夜・・・。

その日は疲れもあってかすぐ布団を敷いて寝たそうです。何時間かたって先生は、ジャリッジャリッという外の砂利の音で目が覚めたそうです。最初は野良犬か猫だろうと思ったそうです。

二日目の夜・・・。

またその日の夜、あの音で目が覚めたそうです。

四日目も五日目も・・・。

引っ越して一週間がたってころ、今度は外の砂利を一周した後、一階の部屋を歩く音が聞こえたといいます。

一ヶ月がたつと今度は階段を上ったり下りたりするようになりました。

だんだん足音は近づいてきたのです。

一年経つとその足音は、自分が寝ている座敷まで来て布団のまわりをスルリ、スルリと歩くようになったと言います。

さすがに怖くなった先生は、近くのアパートに引っ越すことにしたそうです。

荷物を片付けて、戸締りをしたあと、荷物を置きにアパートにいきました。

そして、忘れ物がないかとあの家に戻ったそうです。すると、タンスを置いたところの窓が開いていました。その先生は、閉め忘れたと思って窓に手をかけたとき、窓が開いている隙間から男の人がにっこり笑って、手を振っていたそうです。

怖い話投稿:ホラーテラー 空さん  

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