短編1
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NBT

田舎住まいの俺は夜な夜な一時間に一本の電車に乗り家路につく。

いつも車内は数人の乗客で、その日に限ってはお盆ということもあり俺1人で独占電車だった。

仕事の疲れもあり睡魔に襲われた俺は携帯のアラームをかけ寝ようと体勢をととのえていた。

すると、川沿いの無人駅から男性が乗ってきた。

その駅は近くに民家もなく属に言うお寺密集地で夜に乗降する人なんてめったにいない。

お盆だけど…

こんな時間に墓参り?なんて考えてるうちに男性がブツブツ何か言いだした。

天皇がどうとか、私は使命に誠実かどうかとか…

さすがに2人きりだし気持ちわる〜なんて思ってたら眠気も覚めてしまった。

男性はまだブツブツ言ってる。

気持ち悪いのを通り越して怖くなってきたんだけど、なぜか気になり4人掛席の背後に座ってた男性に目を向けて見た。

男性は顔中ススだらけで軍服帽みたいなんをかぶってるように見えた

終点でもある最寄りの駅につき降りようと男性の前を通りすぎたとき、片足がなかった。っつ〜か、杖もなしに普通に乗車してきたように見えたのに…

改札をすぎ用心深く見てたけど男性は電車から降りてこなかった。

駄文ですみません。

うまく伝えられぬもどかしさ。。。

怖い話投稿:ホラーテラー 電車さん  

Concrete
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