短編2
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どうしたんだ

おれの友達が急におかしくなった

あれはある日の事、、、

その日は学校だった

しとしと雨が降って

蒸し暑かった事を今でも覚えている

授業も平凡に流れて…

俺はそろそろ寝ようとしたんだ。

んで、寝る体制を整えて

寝ようとした、、、

その瞬間

消しゴムを千切ったような

ものが斜め前から飛んできた

それは、俺の席から3席離れた

軽く絡む程度のやつから

放たれたものだった

眠りかけていた俺も、

ちょっとイラっとして

「何か?」と強めの口調で言った

すると友達は、ニヤニヤしながら

「今から俺、10秒だけ

キチガイなるから見とけ(*^^*)」

そういった友達は、

いきなり席を立ち上がり、

シャツの胸部分を

おもむろに引きちぎった!!

唖然とする教室

すると、そいつは

「千の風になって」を熱唱し始めた

そのためにシャツを開けたのか!と意味の分からない納得をしてしまった

しかも結構うまい。

突っ込みたかったが、

あまりのうまさに聞き入ってしまった

それはクラスのみんなも、

先生ですら思った事だろう

そして、もうすぐ10秒経つ…と思ったその時

そいつは雨のせいで

ほんのり湿気ている自分の机の上で足を滑らせ

そのまま地面に落下。

静寂が教室を包む

するとそいつはシャツのボタンを閉め、

机を綺麗に直し、着席してこう言った

「授業を進めてください」

普段はあまり喋りもしない物静かなやつが、

あんなキチガイみたいな事したら、

そりゃあまぁ授業ストップするわな

これが最近起きた話だから面白いもんだ

ちなみにそいつは人気者になり、俺よりリア充だとさ。ちゃんちゃん

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怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
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