短編2
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お化け屋敷

俺が高校生の頃、修学旅行に行った時の話。

修学旅行2日目の昼に遊園地に行くことになった、俺は運良く仲の良いK、S、Aと同じ班になれたので喜んでいた。

Kが「お化け屋敷に行こうぜ」と言ったので、俺達はお化け屋敷に行くことにした。

そのお化け屋敷は廃病院をモチーフに作られたもので、かなり不気味な雰囲気が漂っていた。

長い行列が出来ていたので、俺達は30分くらい待った。

そして俺達の番になったのでそのお化け屋敷に入った。

K「うわっ!真っ暗じゃん、何も見えん。」

S「僕、怖いよぅ、帰りたいよぅ。」

俺 「おいK、早くライトの電気つけろ」

俺達は真っ暗なお化け屋敷の中を受付で渡された一本のペンライトのみを頼りに進んでいった。

そして、手術室に入った瞬間Kが

「あなた達、俺はあなた達」

と呟いた。

俺が「ん?なんだK」と聞いたら

突然

「ぐわあああああああああああああああああ!!!脳味噌!!脳味噌!!脳味噌!!あなたたたたたたた達ィアアアアア!!!!!!」

と、Kが叫びながら自分の股間を手で擦り始めた。

俺「どうしたK!大丈夫か!」

S「ううう…怖いよう」

俺「おい大丈夫か?」

俺達は恐怖で怯えながらもKを心配していたがKはずっと狂ったままだ

K「……あぁぁぁあああああああなぁあぁああああたぁああああぁあああたぁああぁああちぃぃいいいぃいぃいいいいいいい!!!!!!!」

すると手術室の手術台に置いてあった顔がでかなりデカい死体が起き上がり、

「あなた達!!あなた達!!あなた達!!」と叫びながら俺達に向かって走ってきた。

俺達はKを置いてお化け屋敷の中を逃げた。

お化け屋敷の中はとても広いのでなかなか出口にたどり着けない。

そしてどんなに逃げても後ろの方から、あなた達!!あなた達!!という声が聞こえた

そして俺達301号室に隠れた。

しかし足跡は聞こえてこない。

俺はホッと安心した。

すると301号の後ろの方から「あなた達ぃぃいい!!」と声が聞こえた。

そこにはあの死体が立っていた。しかも全裸で。

S「ギヤアアアアアア!!」

俺達は逃げた。

死体は自分の股間を擦りながら、不気味な笑みを浮かべて走ってきた。

10分間ぐらい走り続く、ようやく出口を見つけた。

俺達は逃げれた。

しかし、外にはKがいた。

K「あなた達」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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