中編5
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性霊 1

ねぇ〜性霊って知ってる?

行きつけの居酒屋で常連客同士でオカルトについて語っていた時に、一番新顔の男が自身の体験談を語りだした。

まだ大学生の頃なんだけど、親友と二人で旅行行ったんだよ。俺の傷心旅行なんだけど(笑)

で、俺達海育ちって事もあり、山へ出掛けようって、行き先も宿も決めず車でフラッと出たんだよ。

俺も親友も自分の運転で県外に出た事なかったから、初めて見る景色が新鮮でさ、既に心が癒されてるって感じでさ。

5時間位走って運転交代したんだけど、車止めた所に見たことないような綺麗な沢があったんだよ。草に覆われて、深さもそこそこあるのをいい事に、俺達はフルチンで沢に入り、水遊びを堪能したんだ。

街場じゃ体験出来ない事だからさ〜心ゆくまで遊んだわけよ。で、着替えて岩の上で一服してると、どこから来たのか女の子がいるんだよ。バケツ持ってフラフラ〜っと。

遠目で見て俺達と同じか高校生位の子と思ってたんだけど、近くで見ると顔は小学生のような幼い顔だち。顔に似つかわしくない、タワワに実ったバストに目が釘付けになった。

『こんちは〜。君この辺りの子?』

彼女はニッコリ微笑みコクんと頭を下げた。

『この辺りに旅館とか泊まれる所ってあるかな〜?俺達宿無しなんだよ!』

彼女はまたニッコリしてコクんと頷き林の方を指さしてる。

声出ないのか???

まぁ、いい。彼女に礼を言って林の方に車を走らせた。

するとすぐに看板が見えるの。民宿○○○って…てか普通の民家だろって感じの佇まいでさ、でも全力で水遊びして体力を失っている俺達からしたらありがたかった。

日も暮れてるわ、飯食ってないは、疲れたわで運転する気にもならなかったから。

『今夜はここで決まりだな。』

親友は予約もしてない上にこんな普通の家みたいな所…と不満げだったが、街に出るまでどの位掛かるかも分からなかったので、仕方なく俺の言う事に従った。

声を掛けると中から、人の良さそうなおばちゃんがニコニコ顔で出て来て俺達を温かく迎え入れてくれた。

すぐに料理と風呂を準備すると言い布団を敷いて出て行った。

食事が出るまでに風呂を済ませて窓を開けて涼んでると、さっき沢で会った女の子がバケツぶら下げてこっちに歩いてくるんだよ。でもこちらに気づかず家の横を通り奥へ行ってしまってさ、この近所の子だったんだな〜って思って。

『大変お待たせしました〜』

おばさんが料理を運んでくれた。山の幸満載の手料理は俺達の心も身体も癒してくれたわけ。おばさんは片付けると『私はこの建物の裏手にある離れの自宅にいるので何かあったら連絡してくださいね。朝は7:00にまたこちらに入り朝食用意しますから。ごゆっくりね〜。』と出て行った。んでやる事もなく飲み初めて俺の失恋話を掘り返し、親友の駄目出しからテンション下降気味に…その時、…トントンって襖を叩く音がしてさ、あれ?おばさん戻って来たのか?まさか参加するとか?!なんて考えながら襖開けると、あの女の子が立ってるの。ご丁寧に酒とつまみ持って。

かわいい女の子も混ざり俺のテンションも回復してきたんだけど、俺達の問い掛けにはニッコリ微笑んでコクんと頷くか首を横に振るだけ。

きっと病気か何かで声出ないんだ。

そう思って声を出さない事にはあえて触れなかった。

いけないとは思ったが俺達は女の子にも酒を注ぎ飲ませてたんだよ。で俺達の日常の愚痴や俺の失恋の話を黙ってニコニコしながら聞いてたんだ。

『俺ちょっと飲み過ぎた〜酔い冷ましにもう一回風呂行ってくるわ〜』

親友が席を立ち、俺と女の子は二人きり…いざ二人になると何話していいのか分からなくて、片付けよっか〜!なんて言って立ち上がろうとしたが、結構酔いが回ってたみたいでフラついて転びそうになった時、思わず女の子の胸を触っちゃったのよ。

咄嗟だったから笑ってごまかしたんだけど、女の子顔真っ赤にして俯いちゃってさ〜。ゴメンね〜って言ってみたけど俯いたままなの。

で、女の子がいきなり、俺のあぐらかいてる上に座ってきたから、内心ビックリしたけどゴメンゴメンと言いながら頭をよしよしと撫でてやったら振り返ってニッコリ微笑んだ。

よく見ると、タンクトップの下はノーブラで俺が頭を撫でる度にユサユサ揺れてて、乳首がピーンと張ってて、今考えても凄いエロい格好してんだよね。もちろん俺の息子が黙っちゃいない。ギンギンに反応してたよ。でも彼女それに気付いて立ち上がったんだ。

浴衣がはだけてテント張ってる状態を見られて…俺もバツが悪くてさ〜笑いながら『いや〜なんて言うかゴメンね〜。大人の男だからさ〜。』と笑ってごまかすと彼女はまたニッコリ恥ずかしそうに微笑んだ。

『大丈夫だからおいで〜』

彼女を安心させるつもりで後ろから脇に手をいれ抱っこして俺の膝に座らせるつもりだったが、手が脇をすり抜け、胸を掴んでしまったの。

あの感触ときたら忘れられない!柔らかいけど張りのある、指の間からもこぼれる豊満な胸…いけない事だったけど俺は手を離す事は出来ずそのまま激しく揉みしだいた。乳首がさっきより張っているのか、硬くなってる。タンクトップの隙間から見える乳首はピンク色で俺の理性を一気に吹き飛ばした。

ぷっくりして潤んだ唇にキスをすると、女の子から舌を絡めてくる。部屋にいやらしい音が響く。これはイケると思った俺は女の子を連れて隣の布団のある部屋に移動し、女の子の身体をこれでもかと言う位、激しく愛撫した。

『…ン…アッ』

初めて女の子から声が漏れた。俺はもう限界に達し、彼女の中に侵入した。すると

『ギィャーーーーーーッ』

耳をつんざく様な大きな悲鳴を上げ身体をばたつかせ抵抗しはじめた。

それでも俺は理性を失っていた。彼女の身体の滑らかさをもっと味わいたいがために、押さえつけ、頭に布団を被せ腰を振りまくった。しばらく暴れて叫んでいたが、縦横無尽に突き動かす俺のアレに気持ち良くなったようでおとなしくなっていた。失恋し、生身の女を抱くのは久しぶりだった。俺は溜まりに溜まったモノを彼女の中に一気にぶちまけた。

今までに味わった事ないくらいの快感でしばらく呆然としていたが、親友が戻ってくる事を恐れ、そそくさと後始末を始めた。

女の子の様子を伺おうと布団をめくると、目をカッと見開いて、口からは泡をふいている。鼻からは鼻血が垂れていた。俺はビックリして彼女に呼びかけ、身体を揺するが反応がない…。

息してないんだよ。あんなに熱かった身体もひんやりしてるの。死んだ?まさか。でも…やっぱり死んでるのか…?えっ?マジかよ?

『あれ?お〜い。戻ったぞ〜』

親友が戻ってきた。俺は咄嗟に彼女を布団で覆い隠し、何事もなかったかのように、襖を開けた。

『なんだ、寝てたの?…ん?お前どーした?真っ青だけど。具合悪いのか?』

俺は『悪酔いした。』と嘘をついた。

『てか、女の子は?帰ったのか?』

『…わからない。』

『え〜わからないってなんだよ〜。お前相当酔ってるな。帰ったんだろ。てか布団こっちに持ってきてやるよ。トイレすぐそこだからさ〜。』

顔色の悪い俺に気を利かせて親友は布団を取りに襖を開けた。

俺は、下を向いたまま親友が何か言うのを待ってた。

続く

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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