短編1
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手紙 ~1~

ある夕暮れ、大学からの帰り

自宅のアパート

まで来た。

俺の扉の前に手紙が落ちていた。

差出人は書いていない。

封を開けてみた。

一枚の紙と写真があった。

写真には中央に白い靄で周りは真っ暗。

紙には、

「あ な た 、

み つ け た 。

あ  い  し  て

       ない。

殺す殺す殺す殺す殺す殺す

絶対見つけて殺す」

と、書いてあった。

背筋にゾクゾクとしてきた。

後ろから誰かに見られているような。

俺は急いで、自分の部屋に入り、扉に鍵を閉めた。

しかし、まだ

体が震える。恐怖!

誰かが、俺を狙っている?

・・・まさかなあ。

この手紙はいたずらだな

捨てたいが、捨てると・・・何か起きそうな気がする。

捨てられない!!

だからといって、持っているわけにもいかない。

なら・・・いっそ、落として誰かに拾わせればいいんだ。

宛先は差出人も書いていないのだから。

明日、置いておこう。

どこがいいかな。

そうだ!!学校の門の前にでも置いておけばいいかな?

いや、それでは俺が疑れる。

学校の旧校舎の廊下・・・

そうだ!あそこなら大丈夫だ。めったに行かないし、誰が落としたかもわからないはずだ。

明日、朝早く起きて 行こう。

~朝~

手紙を急いで学校の旧校舎へ。

急いで支度して、弁当を持って行こう。

あっ!!宿題忘れてた。

続く

怖い話投稿:ホラーテラー MIIlさん  

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