短編2
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手始めに

これは私がまだ20前半の会社でペーペーだった時の事。

当時夜勤の工事現場での仕事があり下請け業者と共に、工事をしていました。工事部長が

「おい資材足りないから取りに行くぞ」

と私を誘いました。

正直寝不足もあり、工事自体かったるかったんで、まっいいっか的な思いもありました。

市内から資材置き場まで片道35分ほどのロングラン。あちこちで当時は夜間工事で交通規制が入っていた為、裏道行くか?と林道を通る事に。

当時はいつでも通れる林道でしたので近道することに。(今は土砂崩れ等の為通れない)

林道を進んで15分位した時に濃い霧に小雨。視界なんて殆どありません。気持ち悪いなぁなんて思っていたら、ドン!!ガラガラ・・ゴワッシャンって屋根を何かを転げる音。

鹿かなんか撥ねたか?って思ったら部長が、

「人を轢いた」との事。

こんな所にこんあ時間に人?

なんて思いつつも、おりて車の後ろにまわり

「大丈夫ですか?」

と声をかけたら、

その人は立っていました。

起き上がった?って思ったら、部長が

「今病院にお連れします」

と声を掛けながら近寄ると、その人は路肩から生えてる太い木の、道路にはみ出た太い枝に首を吊った遺体でした。

つまり遺体を撥ねたのです。

その夜から少しの間その男性が部長の夢に出てきたそうですが、今は出てこなくなったそうです。

まずはこんな話からですいません

怖い話投稿:ホラーテラー ありすぎてさん  

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