短編1
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木の下の女の子

あれは私がまだ小学生の時の話になります・・・・・。

夏休みの日に友達と学校で遊んでいた時に大きな木の近くで知らない女の子が鉄棒をして遊んでいました。その時は何も気にせず友達と遊んでいましたが友達が急に「トイレに行きたい」といい学校の中のトイレに付いていく事になりました。

友達とトイレを済ませ外に出てみると外は既に真っ暗になっていました。

友達が「そろそろ帰ろうか??真っ暗になっちゃったし」と言ったので自分は「そうだね。お母さんに怒られちゃうしね」と言い友達と学校の門まで一緒に歩いて行きました。

友達と「じゃあね」と別れたのですが学校に忘れ物をした私はさっき遊んでいた大きな木の所まで戻りました。

するとさっき1人で遊んでいた女の子が木の所で何やら土を掘っていました。

自分は少し気になり近づいてみると自分の方に向いてきて「ここ、私が落ちて死んだ所なの」と血塗れになった女の子が喋りかけてきました。

自分は「ギャ〜」と叫び忘れ物を取らず自分の自宅まで走って帰りました。

母親に「こう言う事があった」と言ってみるとどうやら自分の通っている学校で昔、女の子がイジメにあい屋上から自殺したそうです。

それからはそこに小さな植木を一本植えたそうです。今となっては可哀想な子だなと思い通る度に手を合わせています。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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