中編3
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引き出し

定期テストの追い込みで、一時期 朝の4時に寝るのが普通にっちゃった事があるんだけどそん時のお話。

その日は翌日が数学・英語っていう超ハードスケジュールだったから『よし!今日は徹夜だ!!』って意気込んでたんだけど、12時くらいに30分間だけ寝ようと思ってベットにダイブしたら、目覚ましの効果も虚しく結局2時まで寝ちゃったんだ。

(そういう失敗って誰でもあるよね) ・・・で、『うわぁ~~おれなにやってんだよ、もう終わったな・・・留年は、、、ないか(自己嫌悪)。

とにかく今からベストを尽くそう』 勉強再開しようと電気つけようとした時に、なんでかわからないけど『でも、よく起きられたもんだなぁ。

いつもなら朝になってるのに』って不思議に感じたんだよね。

そしたら自分のいるベットの下から ドンッ ドンッドドン って不規則な振動と音を感じたんだ。

部屋が2階にあるから、1階で姉貴がビリーズブートキャンプでもやってんのかな? 最初はそう思った。

でもその音ってのがどちらかというと、1階から直接天井を叩いてる感じだったんだ。

でも俺の部屋の下は風呂場だぞ・・・気味悪いな 真っ暗な中でそんなこと考えてたら、心なしか振動と音が大きくなってっく感じがしたんだ。

ほんとに気味悪くなったから父親起こして調べに行こうとして、ベットサイドに立とうとしたんだ。

そしたら ガラガラ って勢いよくベットの引き出し(洋服収納用だけど、エロ本の隠し場所になることが多い所)が開いたんだ。

突然の動きに反応できなくて、ベットに腰掛けながら両足は床じゃなくて、引き出しに入ってる状態になったんだ。

びっくりして下向いたら、闇の中でも見えるような白い二本の手がガッチリ俺の両足握ってた。

その間にそれまた真っ白な男が無表情でこっち見てたんだけど・・・目が合った瞬間に、何て言うかおもちゃを手に入れた赤子みたいな笑い方して 『頑張って』って言ったんだ。

やばいって思ったらもう遅かった。

凄い速さで引き出しが閉まったんだ。

正確に言うとおれの足をガンガン挟んでた。

すねに激痛がはしったけど、金縛り状態で動けずにずっとすねを挟まれてた。

何十回と挟まれて、ついに痛さで失神しちゃったんだ。

典型的だけど起きたら病院みたいなね・・・。

そして記憶再開。

両足にギブス付けられてて隣で母親が心配そうに俺の顔を覗きこんでた。

母親が言うには、朝7時を過ぎても起きて来ない俺を叩き起こしに部屋に入ったところ、血だらけにした両足をベットの引き出し入れて白目むいて倒れてたんだと。 でも両足引き出しから出そうとした時に事の異常性にきづいたんだって(もともとおかしすぎる光景だが・・・)。 グボってめり込んでた・・・っていうか肉を切り裂いてほねまで見えてたんだって

引き出しのふちが。 急いで病院運んで手術したんだけど、両足複雑骨折で二ヶ月は入院だってさ。でも、もう退院出来そうにないわ。意識飛びそうになった時、両足が間に入ってできた隙間の奥であいつ言ってたんだ ・・・・・・・・・ 『また今度』って。

当然だけどフィクション

怖い話投稿:ホラーテラー かこいいさん  

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1980
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