中編3
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消えた幼なじみ【P/S】

読んで頂いた皆様、本当に有り難うございます!

僭越ながら、《消えた幼なじみ》の後日談…と言うのも恥ずかしいので付け足しと言う事で、お話し致します…。警察が絡んでいる事なので姉貴も自分が聞かれたりした事だけ教えてくれた感じです…。あまり面白く無いので書かなかったのですが…。それでは、箸休めの気分で読んでください…。

前日の一件もあり、姉貴は娘2人と一緒に学校へ行く事にした。

その途中にある交番に寄り、昨日のお礼とお詫びを言った。その時にニュースで見たあの事故の運転手が昨日の一件に関わっている趣旨を話した…。

すると、そのお巡りさんは電話をかけ始めた。

『お母さん今、私と一緒に本署までご同行できますか?娘さんも一緒で…。』

しかし、娘は学校があるので断ると、『夕方では?』と言って来たので仕方なく了解をした…。

夕方…都美と美咲を連れて県警本部まで行った。

すると、少し広めの会議室のようた所に通され、美咲だけ婦警さんに連れて行かれた…。

ちょっと姉貴は怒った感じで、『何!…娘を何処に連れて行くんですか!?』

姉貴は地元でも有名なスケ番であり、ちょっと警察でも知られている存在だ。

そこで昔から知ってる少年課の刑事さんが宥めに来たそうだ…。

その時、姉貴が聞かれた事は娘に変わった事は無いか?何かに怖がる素振りは無いか?最近、不審な人物が家の周りや近所に居なかったか?など聞かれたが、何一つ…無い、と答えたそうだ。

都美もその場でいろいろ聞かれたが、思い当たる事が無かった…。

そうこうしている間に美咲が戻り、ニコニコしながら都美に『婦警さんからジュース貰った!2本あるからみやちゃんに1本あげる』

お礼を言い、部屋の外に出る時に婦警さんから不思議な事を言われたそうだ…。

『娘さん…何もされていないし、何も気にもしていません。お母さんも聞いたと思いますが、あの「さっちゃん」って女の子は…この世の者…ですか?

警官の私が言うのも変で笑ってしまうかも知れませんが、娘さん…霊が見えているんですね。今さっきも窓の外からこっちを見ているお兄さんがいるって言ってジッと窓を見ていたんです…。何故かな?と思って窓を開けたらそこには…先日、バイク事故で亡くなった高校生の事故車が窓の外にあったんです。

私、ビックリしたのと同時に本当に見える人っているんだ!と嬉しくなったんです…。不謹慎ですみません…。』

その婦警さんは霊や未確認関係の類が好きらしく、美咲とこれからも交信したいと言って来たので、『喜んで…。』と、答えたそうだ。

その婦警さんは《ネゴシエーター》になりたいそうで日々、勉強に励んでいるらしく、美咲の霊力も研究したいと話していたそうだ。

そうそう…事故検分だが、道路の制限速度は50km。

ぶつかった衝撃度を計算すると80kmは越えた速度だそうだ…。

しかし、曲がり角の無い壁側にその速度で突っ込むのはほぼ無理らしく、その後の事はその婦警さんも事故班からは教えてもらえないらしい…。

婦警さん曰く、『私…あの運転手は霊によって死に導かれたと思います。

娘さんの証言であの運転手の家宅捜査も入る事になると思います。あと、車の中にビデオカメラとテープがあったそうなんです。

調べた後の事は公表できませんが…「火の無い所に煙は出ない。」私はそう思っています。

姉貴は日本の警察も捨てたモンじゃ無いと思って、少し嬉しい気持ちになって帰ったそうだ…。

つまらなかったですね…。

申し訳ない!

次回はもうちょっと面白いのを投稿します。

怖い話投稿:ホラーテラー 血魅呶露さん  

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