中編3
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アルコール依存症

誤字脱字や読みにくい部分があるかもしれませんが、最後まで読んで頂ければと思います。

私は21歳でアルコール依存症と診断されました。

一時期仕事の事で拒食症になり、胃が空っぽの状態にもかかわらず毎晩お酒を飲んでいました。

週末はクラブに行きテキーラショットで15杯など、普通に考えて頭がおかしい量を飲んでいたので、そんな日は必ず記憶を無くして帰っていました。

以前までもそんな風に帰ってくることは日常茶飯事でしたが、拒食症になってからはお酒を飲み暴れだしていました。

落ち着かせようとする母を殴り、ぬいぐるみを投げ、本を立ている小さなラックを蹴り…

私より小さい母にはどうしようもなかったらしく救急車を呼んでいたそうです。

1番酷かった月には3回救急車を呼び毎回朝方タクシーで帰ってらしいのですが、

正直それも記憶になく次の日母から聞かされていました。

その月の最後の週末、酔っ払って帰ってきた私を見て母は

「絶対ヤバい!!」

と感じ居酒屋でバイト中だった妹に急いで帰って来てもらったそうです。

私の家は母子家庭だったので何度も救急車を呼びタクシーで帰るのは金銭的にきつく、次の日仕事の母の体力的にも限界だったので妹に帰って来てもらったそうです。

いつものように私は暴れだしたそうですがその日は違ったようです。

「私なんてどうでもいいねん!!

みんな死んでもいいと思ってんねんやろ!!

お母さんも、お父さんも、おばあちゃんも…」

と従兄弟や親戚の名前、仲のいい友達の名前をあげ、みんな私のことなんか見てないと言っていたそうです。

その日は雨だったそうですが、いきなり立ち上がり窓を開け

「もうここから落ちて死ぬ!!

雨やねんから私が死んで血が出ても雨が流してくれる!!」

と叫び部屋に引っ張る妹を振りほどこうとしていたそうです。

母が言うには、その時の私の顔は私なのか?と疑うぐらい何かが違ったそうです。

そしてなんとか妹が私を布団まで引っ張り、暴れる私の腕を抑え落ち着くまで待ったそうです。

相当暴れていたのか、私の両腕には皮膚と皮膚の摩擦で火傷のような跡が残っていました。

その後落ち着いたのか母と妹がほっとしていると、私はしっかり目を開き窓の外をじーっと見ていたそうです。

「どうしたん?」

と母が聞くと

「おじさんがいてる。作業着きたおじさんが、こっち楽しいよって言ってるから私もちょっと行ってみる。」

と言い突然起き上がり窓の方に行こうとする私を妹がまた抑えつけ、母は必死で

「その人あんたにとってはいい人じゃない、楽しい所じゃないから」

と言っていたそうです。

そんなやり取りが何分続いた後、落ち着いたと思ったら寝転んだまま天井を見上げ、私は楽しそうに笑っていたらしく

「次はどうしたん?」

と母が聞くと

「あんなあ、電気の上で天使が笑ってるねん。おいでおいでしてる」

と言いずっと笑っていたらしく、その後暴れる事はなかったので私の頭を撫でながら

「その子は天使じゃない」

と何度も言い私は疲れたのか寝てしまったそうです。

その話を母から聞いていた時に

「でも寿命とか病気で死にそうとかじゃなくても、何かが迎えに来るもんなんかな?」

と言ったので

「なにが?どうゆうこと?」

と聞くと

「あんたが最後やっと寝た時に、電気の上に天使がおるって言ってたから見たら、電気着けたり消したりするヒモがずーっとぐるぐる回っててん。」

最後まで読んで頂きありがとうございました。

私は医療関係でもなんでもないのでよくはわかりませんが、アルコール依存症の症状などは人によっては様々だと思います。

今はお酒を辞めて3ヶ月目です。

今は大丈夫ですが、いつかお酒に手を出すんじゃないか、また迷惑かけるんじゃないかとほぼ毎日思ってしまいます。

失礼しました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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