短編2
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死ね死ね死ね死ね…

街を歩いていたら、声をかけられました。

「ねぇねぇ!」

振り向くと、そこにはホストみたいな派手な男が立っていた。たぶん、キャバクラとかのキャッチかナンパだと思います。

男は私の顔を見て、驚いた顔をしました。

私は、決して可愛いとか綺麗なタイプではなく、地味な顔をしているもので…よく平安時代にいそうだねとか言われます。

でも、顔が地味なぶん、せめて雰囲気だけでもよくしようと、服や小物などのファッションにはかなり気を遣ってます。たぶんそれで後ろ姿は綺麗に見えたのでしょう。

男はすぐに、半笑いで見下したような表情をしました。そして、私の顔を指さして、

「はは。そりゃ〜ないよな。ブス」

って言って去って行きました。

私は、急なことだったので茫然と立ち尽くしていました。そして、底知れぬ怒りが込み上げてきました。

私が何をしたっていうの?なんで、あの男にそんなこと言われなきゃいけないわけ?何も悪いことしてないのに…勝手に声かけてきたくせに…

私は、男の後ろ姿を睨みつけました。

そして、心の中で、「死ね死ね死ね死ね…」て思いました…これでもかってくらいの恨みを込めて

その時、

「キキィーーっ」

その男の体が宙に浮きました。

あまりの衝撃に初め何が起きたのかわかりませんでした。

横断歩道を渡ってた男は信号無視した車に跳ねられたのです。

私が念じたからなの?!

死んだかな…と思い、少し近くに寄って男を見ると、

生きてました。あまり外傷がなく意識もありました。ただ、足をすごい痛がっていて、もがいてました。

死んでないんだ…、少しほっとしました。

でも、もがいてる姿を見て、なんだかいい気味と思い…自然に笑みがこぼれました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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