短編2
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茜色。

初投稿です。

私が一番怖いと思った体験談です。

駄文ですが少々の間、お付き合い下さい。

 

私が小学生の時、祖父の家から遊びに行った時の事です。

 

祖父の家の周りは畑だらけで公園と呼ばれる所が全然ありません。

 

唯一あったのが空き地にブランコだけという殺風景な公園だけ。

 

祖父の家に行くといつも そこで遊んでいました。 

いつも通り姉と空き地に行きました。

空き地に入ったらいつの間にか空が茜色になっていて日本人形が風に揺らされた?ブランコに乗っていました。

 

見た瞬間、凄く不思議な時間が流れて急に恐怖を感じました。

 

姉も同じ恐怖を感じたのか姉は一目散に逃げました。

 

私は動けず、ずっと日本人形を眺める事しかできなくて 冷や汗をかきながら人が通るのを待ち続けてました。

 

姉が祖父に言ってくれたらしく、祖父の運転する軽トラが見えた所で安心したのか 気が付いた時には お寺の中でした。

祖父と父がお坊さんと話しをしていて 姉が私の側で泣いて謝っていました。

私は小学生だったので大人は説明してくれませんでした。

 

今、聞いても惚けるばかりで真相はわかりません。

ただ、数日後にその空き地には鎖が付けられてブランコのあった所には小さな祠が置かれました。

今、現在もちゃんとあります。雑草だらけですけど。

 

オチが無くてすいません。

 

何か進展あればまた、投稿するかもです。

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー たむさん  

Concrete
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