短編1
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エスカレーター

くだらない話ですが…。

昨日、地元の駅でエスカレーターに乗っていたときのことです。

日曜の終電間近だったので、ほとんど人がいませんでした。

エスカレーターに乗ってると、ふと背後に気配が…。さりげなく振り向いたんです…

そしたら、おじいさんが倒れてました。いや、倒れてたのではなく、体を倒して顔だけ見上げてました。私のスカートの中を覗いてたんです!

歩腹前進してるような感じで

人間って本当にびっくりすると、キャーとか叫べないものなのですかね。

「うおぉぉぉぉっっー」

って、ゴリラかってくらい変な声だしてしまいました。私、女ですよ。

それにしても、おじいちゃんよ…そこまでしてパンツ見たかったのかぃ…

こんな中年女の…

声に驚いたおじいさんは、よっこらしょって感じで立ち上がり、ヨタヨタと歩いて行きました。

「どうかしましたか?!」

と駅員さんが走ってきました。

こんなお年寄りを突き出すのもなんだかかわいそうな感じがして、

「なんでもないです。ちょっとつまづいただけです。」と、言って帰りました。

1番怖かったのは、自分のいざというときに出た叫び声が

「うおぉぉぉぉっっー」

であったこと。女じゃないですね、私。

最後に駅員さんが言った言葉、

「何もないならよかったです。最近、奇声を上げる変質者がよく出るので(笑)」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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