短編2
  • 表示切替
  • 使い方

人形店 ④(ラスト)

全ての窓の施錠と消灯を確認した後、結局お爺さんは見つからず(幽霊だから仕方無いと諦めてました)ショールームから裏の関係者用の出入口に向かい、さて帰ろうとゆう時…

階段を昇るお爺さんを見ました。

はぁ…もう見なかった事にして帰りたい(泣)

心底そう思いながらも階段へ向かいました。

もしお爺さんが生きた人間で痴呆症とかなら引っ捕まえてすぐH先輩に応援に来てもらい対処してもらおう。

お化けならwwぶっw飛ばwwしwてやるwwwぜwww

ちょっとヤケ気味に階段に向かいましたがお爺さんは居ません。

とにかく階段を昇りました。真ん中辺り迄昇った所で階段を昇りきった所にお爺さんが立って居ました。

キセルも吸ってないしさっき見た無表情では無く口こそ閉じているもののニヤニヤと不適な笑みが不気味でした。

『下で話をお聞かせ下さい』

そう口に出すつもりだったのに声が出せません。

5秒程、お互い見つめ合い沈黙の時間が流れました。

ニヤニヤしながらお爺さんが来い来いとゆう感じに左手をヒラヒラさせました。

俺は体が固まり動けません。

そしてお爺さんの口がモゴモゴ動いたと思ったら

プッと何かを吐き出しました。

カツッカツッコロコロコロコロ…小さくバウンドしながら俺の足元まで小さな何かが転がって来ました。

震えながら懐中電灯で足元を照らすと

雛人形の首がそこにありました。

『%*なっ℃※‰っpmッなぁぁぁぁかぁああああああああああ゛‰@っっあ゛っっひっっひぃいいい………』

絶叫しました。お爺さんの口が開きヒヒヒヒッッと微かに笑う声が聞こえました。恐怖で気絶するかもしれないくらい怖かった……。

とにかく逃げました。階段を殆ど飛び降りるように降りて出入口の施錠もせずに車迄走りました。

車の中でガクガク震えているとHさんから会社が持たせてくれてるピッチ(PHS)に着信が入りました。

余りにも帰りが遅いので心配して電話してくれたとの事です。

まだ震えが収まらず呂律の回らないメチャメクチャな会話ながら何があったかを必死に説明しました。

Hさんはそっか大変だったな。とにかく施錠してセキュリティをちゃんとセットして帰って来いよと言って電話を切りました。

俺は仕方なく恐怖の人形店に戻った。おわり!

長文駄文失礼しましたm(__)m

怖い話投稿:ホラーテラー 鴨つくねさん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ