短編2
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上半身の男 1

仲間数人で廃墟に行った時、到着したとたんに親友Aは「ここは絶対にやめた方がいい!」と騒ぎだした。

みんなで説得したが怖がるのを無理には連れていけず、Aは一人車で待つ事となった。

廃墟は立ち入り禁止のためかフェンスで囲まれていてみんなでよじ登って中に入って行った。

廃墟内は暗く朽ち果てた恐怖だけで「なんだか大した事ね~な。

」などど外へと出てきた。

それぞれにフェンスを登り着地していくなか、Aが車から転げ落ちるように出てきた。

友人Bがフェンスによじ登ろうとしているところだった。

「一人で怖かったのか~?」と仲間達がからかうなかAは 「ダメだ!今降りちゃダメだ!」 とBに向かって叫んだ。

一瞬何がなんだか分からなかった。

Bは笑いながら「冗談やめろよ~。

」と着地した。

A「・・・あっ!」 A「大丈夫か!?B大丈夫なのか?」 B「大丈夫だよ~ビビらせんなよ~!!」と笑顔で返事する。

「そ、そうか。

」Aは何ごともなかったように仲間達と車に乗りこんだが車内でのAは口数が少なく眠いからと目を閉じていた。

     

怖い話投稿:ホラーテラー たかしょうさん  

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