短編1
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上半身の男 2

Aの言動が気になった俺は、深夜だったがAのアパートに寄らせてもらった。

「俺の話を信じてくれるか?」とAは真剣な眼差しで語り始めた。

廃墟内から出て次々にフェンスを越えてくる俺達を見て、安堵していたA。

しかし、Bがフェンス上に上がった時に『ソレ』は現れたという。

今からBが着地するべき地面から、ゆっくりと頭、顔、首…という順で一人の男が『出てきた』

上半身まで出てきた男は、Bを見つけてニヤリと笑ったのだという。

Aは“このままだとマズい”と思って叫んだが、時すでに遅くBは上半身の男に着地してしまったらしい。

車内では、みんなが混乱すると思って話せなかったA。

尋常ではない位の寒気とたたかいながら眠いふりをしていたのだ。

怖い話投稿:ホラーテラー たかしょうさん  

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