俺が小学4年くらいの頃、妹とふたりで留守番をしていた時の話。
俺はファミコン。
妹はそれを横から見ていた。
不意に電話が鳴った。
母親が仕事で留守がちだったので、電話の受け答えだけはバッチリだ。
俺『ハイ、もしもし○○ですが、どなた様でいらっしゃいますか?』
??『『『アハハハハハハハハハハハ!!!』』』
電話ごしに知らない女達(おそらく2、3人)の笑い声。
気持ちが悪い。
俺『どなた様ですか?』
??『ねえねえ、今、貴方の左側に誰かいるでしょ?』
??『わかってるんだよ、ねえ?』
??『ウフフ、そうそうわかってるわかってる、ね?』
??『『『アハハハハハハハハハハハ!!!』』』
何処の誰かも知らない女達に、だいたいそんなような事を言われ、正直不気味で早く電話切りたい。
でも、左側には不安げな表情で俺を見上げる妹がいる。
謎の女達の言っている事は、当たっているのだ。
??『ねえねえ、いるんでしょ?』
俺『………いません』
ガチャリと電話が切られた。
その電話の後、特にこれといって俺に何かが起きたという事も無いし、妹も元気に暮らしている。
あまり怖くないだろうけれど、俺にはかなり怖かった話。
未だにあの電話がなんだったのか判らない。
もし『こういう悪戯知ってるよ』という方がいらっしゃいましたら、詳細を教えていただけると嬉しいです。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話