短編2
  • 表示切替
  • 使い方

金縛りのなかの悪夢

これは俺が昨日ベットに入った時に見た夢の話です。

サッカーをやっている俺は疲れたので、お風呂に入って、歯を磨いてすぐにベットに入りました。

すると、ホント5分くらいに金縛りにあったんです。

目を開けようにも開かないし、身体を動かそうにも動かないんです。

でも俺は、よく同じような金縛りに合うんです。親に相談したこともありますが、疲れているからなるんだと言っていました。

だから俺は、今日は疲れたからなっても仕方ないかぁ

くらいにしか思っていませんでした。

ですが今日はなにか違かったんです。

目を閉じると当然、視界はないので真っ暗になりますよね

そこになにかが浮かび上がってきたんです。

「え、え!?」

俺は驚いて目を開けようとしましたが、開かないし、身体も動かそうにも動きません。

その浮かび上がってきたものは、徐々にはっきり浮かび上がってきました。

それは大きな白い布を頭から被った子供でした。

くつが見えていて、明らかに子供っぽい靴だったからです。

ここで俺は、これはかなりやばいと感じました。

その白い布には、はっきり見えてくるにつれて、赤い液体が飛び散ったようにたくさん付着していたんです。

俺はさすがに恐怖を感じ

早く目が覚めろ!!

とずっと念じていました。

ですが、どうにも目が覚めません。

そしていつのまにそこにいたのか、白い布を被った子供の両脇にランドセルを背負った男の子と女の子が立っていたんです。

その2人の子は、下を俯き、白い布を被った子供を指差して笑っていました。

「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ...」

俺は本当に怖くなって、必死に身体を動かそうとしたりしましたが、なにをやっても言うことを聞きません。

そしたら白い布を被った子供が言ったのかは分かりませんが、頭の中に響くように聞こえたんです。

「私を殺して...」

少女の声でした。

なぜそんなことを言ったのかはわかりませんでした。

ですがその声が響いてから、両脇の子供が白い布を取ろうと引っ張っていたんです。

「やだ、やだ!!み、見たくない!!」

俺は必死に死ぬ気で念じました。

そして、白い布を被った子供の顔が見える!!というところで目が覚めました。

ベットは汗でびしょびしょでした。

時計をみると、なんと寝入ってから6時間もたってたんです。

そして頭の中に声がまた響いてきたんです。

「まだ終わらないよ」

それは男の子と女の子の声が揃って聞こえてきました。

また今日寝ますが、次はそんな夢見たくありません。

というよりあれは夢だったのでしょうか。

夢をこんなにはっきりおぼえていることはあまりないので、少し今でも疑問に思っています。

読みにくかったかもしれませんが、これは実話です。

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー ん家さん  

Concrete
コメント怖い
0
1
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ