短編2
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実録Iン度の牛乳屋さん

これは数ヶ月前友人XとIという国を旅行をした際に遭遇した出来事だ。

その日は40C°を越える暑さで一時間に一度は露店や屋台で水やドリンクを買い飲みながら観光スポットをまわっていた。

午後2時を過ぎ、暑さもピークであったため町中のとある喫茶店で少し休むことになった。

席につくとウエイトレスが直ぐに注文を取りにきて俺はコーラをXはミルクを頼んだ。

5分ほどしてテーブルにドリンクが届いた。

Xのミルクは少し黄色がかっていたので、Xは不思議がってウエイトレスに聞いてみたが、

「殺菌してないけど搾りたてでフレッシュだから問題ない。今までお腹が痛くなった人もいないしインドでは普通です。」

的なことを言われたのでXは飲んでみました。

一口飲んだXは私に

「殺菌してないからこんな色なだけで味は普通よりイケる。これこそが本当の搾りたての味なんだなぁ」

と感慨深気に話していた。

しばし談笑してトイレにいきたくなった俺は、店内を徘徊しトイレを探していた。

謝って厨房らしき場所のカーテンを開けたとき、とんでもない光景が目に飛び込んできた。

先程のウエイトレスと他の女性店員が座り込み自分の片乳を手にしてその下にビンをセッティングして文字通り乳搾りをしているのだ。

じろっと睨まれたのでカーテンを急いでしめて、Xに「と、とにかく出よう。」とだけ言い金を置いて店から一目散に退散しました。

その後Xには気の毒なので言えなかったが、Xの口から漂うミルクの臭いでゲロしてしまった俺。

嘘のようで本当の話です。

でみた恐ろしい光景。

怖い話投稿:ホラーテラー J太さん  

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