ラジオから流れる曲はどこか懐かしかった。
その疑問を解くために
親友のAに聞いた。
俺「この歌、何処で流れてたっけ?」
A「覚えてないのかよ!」笑ってはいたが、何故か悲しそうだった。
俺「すまん、すまん。思い出してみるわ。」
A「いいよ、そんなこと。」
その時だった
思い出したのだ
その時の感覚はテストで見直しをして、間違いを見つけた時ぐらいの達成感に満たされた。
しかし、それもつかぬ間の喜び。
すぐさま、俺は抜けた腰のせいで四つん這いになって逃げた。
そう、その曲は
Aの葬儀の出棺の時に流れていた曲だったから…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話