短編1
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消えた道 消えたマツイ

あれは中3の冬

俺は勉強しなくても

成績はなぜがよかった(実力)

俺は昔から仲の良い悪友と

お宮さんの横にある広場で

野球に興じていた

俺はホームランを打った

俺の打った球は

見とれるような放物線を描き

林の中に吸い込まれていった

外野をしていた

使いっぱしりのマツイが

消えた球を探しに

林の中に消えた

俺たちはマツイを

少しバカにしていたので

予備のボールで

再び野球に興じた

それから1時間ほど経ち

すっかりマツイもボールも

忘れ去られたころ

マツイがどこからともなく

まるで青い顔をした

北京原人のように

肩で息をしながら

こちらに近寄ってきた

そこで

番長格のともやす(ピッチャー)

(サイドスロー)

「お前なにしてたんだ

おせーじゃねーか」

と言うと

マツイが

「違う!これには訳があるんだ!

話を聞いてくれ!」

と言った

マツイが言うには

マツイは林の中で

人が二人ほど通れる道を

歩いていた

そこでやっとボールを見つけた

マツイが帰ろうと

振り向くと

自分が進んできた道はなく

後ろにはただうっそうと

生い茂る森が広がっていた

マツイは焦り

その林を突っ切ると

はじめに入った場所とは

反対側に出た

あれはなんだったんだろうか

誰か教えてくれ

それでは

怖い話投稿:ホラーテラー ザ・ブルマ・ハーフパンツさん  

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