短編2
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誰かいたの?

今回も微妙な話ですみません。

私が小学生だったときに体験した不思議な話です。

その当時、私の家族は祖父母、両親、私、妹の6人家族。

あの日の夕方、いつものように祖父と父はまだ仕事から帰っておらず、母は妹と一緒に買い物に出掛けており、家には私と祖母の2人きりでした。

私は特にやることもなく、たしかABブラザーズや兵藤ゆき姉が出ていたバラエティー番組(?)を見て皆が帰ってくるのを待ちました。

祖母は夕食の準備をしており、ポケーっとテレビを見ていた私に「ルイカちゃん、お腹空いたでしょ?ラーメンでも作るよ」と言ってサッ○゚ロ一番みそラーメンを作ってくれました。

その後、私は居間でそのラーメンを食べ始めました。

私がおとなしくラーメンを食べていると、祖母は「畑に行ってネギとってくる」と言い、自宅に隣接する畑にネギを取りに行きました(たぶんラーメンにネギ入れたらストックがなくなってしまったのでしょう)。

私は家に1人になり、ラーメンをすすりつつテレビを見ていました。

すると、いきなり私の背後から女性の声で

「うらめしい…」

と一言。

私は『え?』と思いながらも、『テレビからかな?』とテレビを見ましたが、中山ヒデちゃん達がはしゃいでいて、そんな言葉が出るような雰囲気じゃない…。

しかも声は自分の背後から…。

私は怖くなり固まっていると、玄関の引き戸が勢いよくガラガラッ。

私はさらにビクッ!!

祖母がネギを片手に早足で私のところに。

祖母は私の背後を一瞥すると何も言わずに台所へ。

私はひとまず祖母が帰ってきたので安心しました。

そのあとはラーメンのドンブリを台所に持っていき、みんなが帰ってくるまで祖母のそばにいました。

…以上です。

ただ、気になるのは「うらめしい」という言葉は『うらむ』ということではなく、『うらやましい』という意味が強いこと。いつもはゆっくり玄関を開ける祖母が勢いよく開け、すぐに私のところに来たこと。さらに私ではなく、私の背後を見たこと。

祖母は何か見たのでしょうか?

またもや微妙な内容&駄文・乱文で申し訳ありませんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー ほたるいかさん  

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