中編3
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一人暮らしの恐怖簿

以前、私は19歳で故郷を

離れ、安い家賃の 住まい へ移りました。

まだ 若く、朝から夜中と 元気に 働き、女なんで、 一人が怖く、猫を飼い

仕事の合間の自宅休憩や

休日の 良きパートナーと なり互いに仲良しの関係を1年近く、過ごした ある日夕方に 一仕事終え、

いつも通り、束の間の休息を…と鞄をおろし、猫の

餌をあげても 猫が来ないんだ。

春辺りで 盛んな時期なんだろうかと あまり気にも

止めなく、とにかく、ソファーで一休みして 風呂に 入ってた。

…だけど、いつも私の帰りを 心良く出迎えてくれる 猫が 何でかな?とか

やはり 気になって仕方なかった。

すると、 風呂のドア越しに 何だか、コンコンと

音がする… 『あー、大丈夫だったのか、居たんだね、餌 食べて、ゆっくり待ってて〜!』

と 私は 猫にドア越しに話し掛け、支度を済ませて部屋へ戻ると

!!!『ンギャオーンッ!』と

普段の3倍はありそうな

尻尾を 立てて もう嫌な

感じで

だけど、仕方ない。

早く 休まないと、次の

仕事に間に合わない。

何とか、猫のご機嫌を

猫じゃらしの力を借りて

取り直し、シングルベッドに いつも通り、私の

腕枕に 寝かける猫を

見届け 私は深い眠りに

入ってた。

しばらくすると、久々に

金縛りに有った。

〈あー、早く寝なければと焦りすぎて、神経立たせてたんだな、嫌だわ。猫の

パワーで 金縛り解いて!第一 貴方の心配してたんだからね!』なんて

訳のわからない事を 唱え汗だくで、解放された。

… 猫が 私の 胸に寝てる!しかも うつ伏せの

手も脚も大の字に伸び切り〈うっ!…猫のせいか…〉もうッ!ええ加減にしてや!と そのまま疲れて

爆睡してしまった。

携帯の目覚ましが鳴る。

朝が来た。

右腕には、いつもの猫が

腕枕にちゃっかり、寝ている。右手でアラームを消した瞬間 天井を見てた眼を疑った。

赤黒い 大人男性らしき

大きな手形が

無数に 有った。

実話で 本当に怖く、

猫を 腕枕から私の枕に移し、 雑巾で天井を拭きまくりましたが、全く拭いとれない。仕方なく渋々

仕事に行き、夕方までは

忙しい中に あまり気にもする余裕も無く幸いだった。

いつもの通り 夕方に帰宅したら、猫がぐったりしてビックリして 動物病院へ連れて行きましたら、

担当医が 『老衰仕掛けてます。膀胱が腫れて、

出来るだけは、させて頂きたいのですが、期待はなさらないように 』…と

まだ 3歳だよ。

嘘だろ

ふと 頭に 過った。

昨夜の 異様な 大の字の私を かばうかの様な 猫の姿、 絶対 私を かばったんだ。

猫は 死に様を 飼い主に見せない。

だけど、私の 愛猫は

病院で亡くなりました。

後に 大家さんに 聞いたんですが、

私の入ってた 場所は

昔、バブルが弾けた頃

ブラジル人が3人住んでいて、麻薬等を繰り返し、

その中の一人が なんだかしで、ルーレットに外れ

頭を 銃で打ち砕いたと

聞きました。

手形がついてくる前にも

2回も 猫と怖い目に遭いました。

猫ちゃん、ごめんね!

今も供養してます。

そして その 場所には

違う方が入居しましたが

未だに 手形は あります。 人の怨念ですかね

成仏して欲しいです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名 ペコさん  

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