短編1
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便所の恐怖

これはつい最近起きた出来事。

その日は友達と飲み、明日も仕事があるから早めに帰ることにした。

駅前で別れて、家は近いので歩いて帰ろうとしたとき、なんとなく大がしたくなったので駅前の公衆便所にはいった。

とりあえず個室が3つあるなかの一番綺麗そうな真ん中のトイレにはいった。

(他の2つはマジ汚かった)

そして大を済ませてお尻を拭こうとトイレットペーパーをとろうとしたときだった。

トイレットペーパーの蓋の部分が反射してトイレの上をうつしていたんだけど、なにかがいた。

よーくみると顔だった。

俺はダッシュでズボンを履きトイレから出た。

あのトイレは俺以外いなかったし、入ってくる音もしなかった。

とにかく自分を落ち着かせて、家に帰ろうと思ったときにふと思い出した。

お尻ふきわすれた。

このまま帰るのはさすがにキツい。

仕方なくお尻だけふきにまたトイレに入り、今度は出入口に近い個室に入り急いで拭きました。

なんとかなにもなく終わって出ようとしたときなにかに耳を引っ張られ、こう言われた。

低い男ぽい声で

『流せええぇぇー!』

もちろん流さずダッシュで逃げました。

もうあのトイレには行きたくない。

怖い話投稿:ホラーテラー レオさん  

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