短編2
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酷い

大して怖くはないと思うのですが、私が一週間くらい前に実際に体験した短い話。

夜の11時くらいに電気を消した私はベッドに入ってケータイを弄っていたのですが、そのうちうつらうつらしてきて、すぐに寝てしまったんです。

それからどれくらい経ったか鮮明ではないんですが、ふと目が覚めてボンヤリしていると、部屋の外からぺたぺたと足音が聞こえたんです。

私の部屋はトイレに近い部屋なので、母親がトイレに来たんだろうと考えて再び目を閉じました。

が、いきなり私の部屋のドアが何者かによって開けられたんです。

突然の事にビックリする以前に、その部屋の外から溢れる電気の光に軽く悲鳴を上げた(うぎゃあ、とかそこら辺)私。

当然開けたのは母親だと思っていた私はその光の方を睨みながら、いつもの調子で、

「なにすんだコノヤロウ…」

的な返事をしたんです(口悪くてごめんなさい)。

で、その開けた当人はと言うと、暫く私の顔を見て、それから部屋をぐるりと見回した後に一言、

「こりゃ酷いな」

とだけ言って、また私の部屋のドアを閉じました。

再び暗くなった部屋と、夜中だったことも相俟って私はその時は何も感じずに寝てしまいました。

――――

で、翌朝少し腹を立てて母親に

「昨夜私の部屋いきなり覗いたりして、何?」

と問い詰めた所、母親は「はぁ?」と言って相手にしません。

話を聞くところによると、母親は確かに夜中トイレには行ったが、私の部屋を覗くなんて事はしなかったということ。

母親が私のことを怖がらせようとしてるんだな、と自己完結させようとした時、母親が、

「そういえば夜中、アンタの部屋から声が聞こえたけど。」

――……は?

っていう感じでした。

母によると、随分はっきりとした声だったから私が寝言でも言ってるのかと思い無視したらしい。

けれど確かに聞こえたあの声は、私の寝言なんかではなかった。

はっきりと聞こえたあの声は一体誰のものだったのか。そして私の「何が」酷かったのか。

それは一週間経った今でも分からず終いです。

…それにしても声が聞こえた時、少しくらい様子を見に来てくれても良いのにそれをしなかった母は鬼畜。

乱文+あんまり怖くなくて、失礼しました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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